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年金の先行きが不安視され、また円の強みが薄れている中、「お金が足りなくなる」と不安を感じている人が若年層をはじめ多くいる。
それを打破するためには、お金に対して真剣に向き合うことが必要。
ここでは、「お金の本質」そして「華僑の教え」に焦点を絞り、お金の不安から逃れるための知恵を授ける。
実践すべきは価値をためて信用とすること
お金100%でない時代に求められるウエットな関係
クレジットカード決済や電子マネーの発達によって、人々がお金に触れる頻度は圧倒的に減リ、お金に対して不安も増えている。
重要なことはお金を溜めることではなく、個人の信用を積み上げていくことだと説く山口氏に、お金の本質やお金と向き合うために必要な心構えなどについて聞いた。
華僑の教えを正しく実践し成功者に
兆しがあったらあの手この手で解決を見つけ出す
中国国籍を持ったまま海外に居住する人を意味する華僑(かきょう)。その華僑に弟子入りをして、成功を収めたのが前仲原物産代表取締役の大城太氏だ。華僑のボスの教えは日本人にとっては目に鱗。ただし、それらの教えは、中国に古くから伝わる古典を原点としている。それらを正しく実践することによって、華僑は財を成してきたわけだ。華僑のボスの教えの一端を、大城氏に聞いた。
SDGsの目標3にも「すべての人に健康と福祉を」と掲げられているように、健康の重要性が再認識されている。
超高齢化社会に突入した日本では高齢者にも元気でいてもらい、労働の担い手になってもらわなくてはならない。
またコロナ禍を経て、若者にも健康のあり方を問う層が増えている。
健康であるために、社会として、個人としてできることを考察したい。
高齢者は自分自身の延長線上にある存在
コミュニティーへの参加が孤独を救う
高齢化社会が生み出す課題にどのように向き合い、そしてどのように対処していく必要があるのか。また自らが高齢者となった際に、どのような心構えを持つべきなのか。高齢者を主題として数々のヒット映画を生み出した外山文治監督に聞いた。
血管が若ければ老後を恐れることはない
適度な運動は認知症の予防にもなる
健康寿命を延ばすために求められるのは、血管を若く保つこと。血管を重視する意味や血管を若く保つために必要なことなどについて愛媛大学大学院抗加齢医学(新田ゼラチン)講座教授/愛媛大学医学部附属病院抗加齢・予防医療センター長の伊賀瀬道也氏に聞いた。
働き手不足が深刻化する中で、外国人の労働力がなければ日本の経済維持が困難になっている。
しかし、外国人労働者の増加には、日本人の雇用機会の減少や犯罪の増加などのデメリットも指摘されている。
このような課題を克服し、さらには数ある労働市場の中で日本を選んでもらうために必要なこととは。
高度外国人材が技術発展を左右しかねない韓国
深刻化する少子化を救うカギは博士課程の留学生
日本より少子化が進んでいるのが、お隣の韓国だ。韓国はどのようにして高度外国人材を獲得し、彼らをどのように生かそうとしているのか。韓国の労働事情に詳しいニッセイ基礎研究所上席研究員/亜細亜大学都市創造学部特任准教授の金明中氏に聞いた。
シビアな学生に日本を選んでもらう努力が必要
適切なアピール、適切な仕組みで優秀な人材を迎える
高度外国人材を獲得する有効な手段の1つとして考えられるのが、留学生として日本の大学に学びに来た学生にそのまま残って働いてもらうことだ。学生の約半分が海外国籍である立命館アジア太平洋大学でアジア太平洋学部長を務める佐藤洋一郎氏に、留学生にとって魅力ある国、企業になるために必要となることなどについて聞いた。
全員が意思決定プロセスに参加し、不正なく素早く結論が出せる組織であるDAOは、今後の社会を大きく変える可能性がある。
一方で、Web3の進化により生まれたDAOにより、具体的にどのように変化するのかがイメージしにくい。
改めてDAOが生まれた背景とともに、今後、社会をどのように変化させる可能性があるのかを探る。
DAOはミッションで結びつく新しい組織
不正ができない安心した環境がアイデアを生み出す
DAOは、今後の社会を大きく変える可能性がある一方で、新しい概念だけに具体的にどのように変化するのかがイメージしにくい。DAOはなぜ生まれ、社会をどのように変化させる可能性があるのか。Web3分野のインキュベーションを手掛けるFracton Venturesの鈴木雄大氏に聞いた。
今年、2023年は関東大震災から100年となる節目の年だ。
近年頻発する災害に対して、私たちはどのようにして立ち向かっていくべきなのか。
予測技術の最先端に迫るとともに、万一の際に動じない日常の備えについても解説する。
共通で使える防災情報が被害の広がりを防ぐ
デジタルツインで数時間後を予測して先手を打つ
災害発生時にその被害を可能な限り抑えるための取り組みが必要であることは言うまでもない。求められるのは迅速に、そして効果的な対応が行える仕組みをドラスチックに作ることだ。
強靭化する災害に対して、デジタルの技術をフル活用して対応力を付ける必要があると語る、防災科学技術研究所 総合防災情報センター長の臼田裕一郎氏に聞いた。
もしもの時に必要なのは自然と共に生きること
マタギや米国軍人の技術を日本流にアレンジして指南
もしも日本に大災害が起き、自分たちの地域が孤立したとしたら――。現状のインフラが何も機能しなくなった世の中では、自然にあるものを最大限に利用して生き延びる。そんな心構えを持っておくことが求められる。
私たちはどのような知識が必要となり、また最低限の装備としてはどのようなものが必要となるのだろうか。Bush Craft & Bug Out School校長の荒井裕介氏に聞いた。
災害は完全には防げない、
そこで必要となる減災の考え
歴史的な街並みに隠された
知恵をアップデート
どんなに防災技術が高度化しても、災害大国ニッポンにおいては災害による被害が完全に無くなることはない。その被害の影響をいかに小さくするかという観点にたった「減災」がポイントだ。
減災のヒントはこれまで幾多の災害を乗り越えてきた歴史的な街並みに隠されていると語る、立命館大学理工学部環境都市工学科教授の大窪健之氏に聞いた。
コロナ禍でリモートワークも主流になり、一人ひとりが主体的に動くことが求められている昨今。
漫然と仕事をこなしていると達成感が感じにくく、さらには体調面にも影響を及ぼしかねない。
4月から大きく環境が変わる人も多い中、セルフマネジメント能力を高める力をいかに短期間で養うか。その秘訣を探る。
最高の成果を出すためにマインドフルに心を整える
呼吸法・ヨガ・瞑想で自分の感情と距離を置こう
現代のビジネスマンには、マインドフルネスな状態になることが必要だと説くのはサンカラの人見ルミ氏だ。インドにてマインドフルネスのエッセンスを学び、社員教育などにマインドフルネスを活用して仕事のパフォーマンス向上へ導く人見氏に、マインドフルネスの効用と心の整え方について聞いた。
やる気は必要なし、行動する環境づくりがすべて
歯磨きのように仕事を習慣化するための4つのポイント
「自己管理」を表す言葉であるセルフマネジメント。このセルフマネジメントの重要性がひときわ注目されている。「できない人」を「できる人」に変化させる「行動科学マネジメント」を確立したウィルPMインターナショナルの石田淳氏に、セルフマネジメント力を高めるポイントについて聞いた。
大人の学びが流行になっているが、背景にあるのは「人生100年時代」と言われるように、ライフステージが大きく変わってきていること。
もちろん、若者にとっても常に学びは重要だ。
そもそもなぜ学ぶ必要があるのか、その意義を探るとともに、効率的な学びについてのヒントを2人のキーパーソンが語る。
成長し続けたいなら何かを「捨てる」
小さなことでも「型」を崩す
努力が必要
「人生100年時代」といわれるように寿命が伸びる中、効率的に学んで成長するためには、どのようにすればよいのか? そのためには「アンラーニング」が必要だと、北海道大学大学院教授の松尾睦氏はいう。「アンラーニング」を実践するにはどうすればよいのか、松尾教授に聞いた。
「視覚」「聴覚」「体感」、どれが自分に合うかを判断
明確な目標設定が「ゾーン」を誘う
効率的に学ぶためには、強い精神力を持つこと、すなわちメンタルを常に良い状態に維持することが望ましい。全米女子プロゴルフ協会のA級ティーチングプロの資格を持ち、多くの世代にゴルフを指導する小山佳恵氏に、効率的に学ぶためのメンタルの整え方などについて聞いた。
オンライン上のバーチャル空間ともいえるメタバースは、認知度が急速に高まるとともに、実際に触れる人も徐々に増えてきた。
しかしながら自分達のビジネスへの影響は簡単にイメージしにくい。
メタバースとは具体的にどのようなことができる場なのか、そしてどのようなビジネスや活動ができるのか、2人のキーパーソンが語る。
ラジオ体操からキャバクラまであるメタバース
3次元空間の体験がリアルの行動も活性化させる
3次元の仮想空間で人々が様々な活動を行うことができるメタバース。この先、より進化することで私たちの生活はどのように変わっていくのか。3000時間以上をメタバースの中の活動に費やし、好きが高じてメタバースに関連する企業を立ち上げた往来代表取締役の東智美氏に聞いた。
バーチャル空間で練習すれば本当にできるようになる
現実をもっと便利にするために活用するメタバース
メタバース上で「見る」だけでなく「する」ことで、体験そのものを進化させると説き、バーチャル技術を活用したトレーニングコンテンツを開発・提供するイマクリエイト代表取締役CEOの山本彰洋氏。現実ではありえないことも可能にするバーチャル空間だからこその体験や今後の発展性などについて聞いた。
人口増加に伴うタンパク源不足、食品製造・流通に伴う環境負荷の増大、健康意識の高まりなどの理由により
注目を集める「食関連のイノベーションの総称」であるフードテック。
2025年には700兆円とも言われているフードテック市場への具体的なアプローチ方法について、2人のキーパーソンが語る。
フードテック市場を獲得するための道しるべ
消費者がメリットを実感できる仕組みが必須
食べ物は直接体に入るものだけに、多くの消費者は新しい技術にすぐに飛びつくワケではなく、慎重にふるまう。「食に関する技術の発展の予測は難しい」と語る、フードテック研究の一人者である石川氏に、フードテック市場で成功する要因や今後進むべき方向性などについて聞いた。
日本発の大豆加工食品がフードテックで世界を救う
代替肉ではない独自の道が市場拡大のポイントに
人間が生きるうえでは、タンパク質を摂取することは欠かせない。世界の「タンパク質クライシス」を救う有効な策の一つが植物性食品(プラントベースドフード)。フードテックはどのような貢献をし、どのような大豆加工食品を生み出すべきなのか。日本ソイフードマイスター協会代表理事の池上紗織氏に聞いた。
優勝賞金が億を超える大会も行われ、28年ロス五輪での正式種目入りも検討されているeスポーツ。
ゲームの延長とも見られがちのeスポーツだが、プロチームの参入やスマホの普及などによりビジネスを変化させる可能性をも秘めている。
eスポーツが持つポテンシャルを2人のキーパーソンが語る。
eスポーツを知ってほしいから自分を磨く
選手会設立など歴史が浅いからやるべきことは多い
プロeスポーツプレーヤーとして輝かしい戦績を重ねるとともにeスポーツに関する情報発信を積極的に行うときど氏に、eスポーツが持つ魅力やこれから市場が拡大するために克服すべき課題などについて聞きました。
地方が熱い日本は独自路線で市場が拡大
求められるビジネスモデル変革とガバナンス強化
韓国出身で米国育ちのKPMGコンサルティングのヒョン・バロ氏に、eスポーツが盛んな両国に身を置いたからこそ見える、日本のeスポーツ発展の可能性や克服すべき課題などについて聞きました。
脱炭素型の持続可能な社会づくりがもとめられ、今後長寿命化がますます進む日本。
住居が抱える課題と解決策、今後の変革の可能性について、2人のキーパーソンが語る。
野放しだった住宅の省エネ化対策が急速に進展
理想の姿は持ち家ではなく賃貸住宅の渡り歩き
エコハウスの専門家であり、住宅のエネルギー消費について詳しい東京大学大学院の前真之准教授に、脱炭素という視点から住宅が現在抱える課題とこれから進めるべき対策について聞きました。
「人生100年時代」の住宅は健康状態を常時見守る
GAFAも注目のバイタルデータは医療モデルを変革させる
「今後長寿命化がますます進む日本において、健康寿命を延ばすことは多くの国民にとって重要です。」医療モデルの変革までも視野に入れて、予防医療に貢献するプロジェクトを展開するイーソリューションズ の藤本小百合氏に話を聞きました。
もはやコンテンツ自体はテレビ局の専売特許ではなくなっている時代にテレビ業界はどのような生き残り策を立てるのか。
そして、テレビ局はデータ活用で本当に魅力あるコンテンツを生みだせるのか。テレビ業界の課題と解決策について、2人のキーパーソンが語る。
滅茶苦茶クオリティーの高い番組を作れるのは最大の強み
「テレビはウソ」のイメージを払拭して若い世代も取り込む
数々の人気番組を手掛けるプロデューサーであり、作家、演出家、ラジオパーソナリティーと様々な顔を持つ佐久間宣行氏に、テレビ局がこれから進むべき道について聞きました。
テレビ局はもっとセルフブランディングをするべき
BGM化、セレンディピティ、サブチャンネルなどの価値に活路を
テレビ局における、マーケティングの積極化やデータに基づく分析、業界が連携したコンテンツの活用といった変化について、業界に詳しいインテージ 深田航志氏に聞きました。