和食シリーズ企画第3弾

これからの和食を考える。

ユネスコ無形文化遺産に登録された和食文化。 未来へつなぐために、今できること。ユネスコ無形文化遺産に登録された和食文化。 未来へつなぐために、今できること。

2回 みそ新提案レシピえびと鶏肉の
みそグラタン

すっきり味の信州みそと、まったり味の白甘みそを合わせてホワイトソース系のソースを作り、
和洋折衷のグラタンにしました。牛乳のにおいが苦手な方でも、
みそのマスキング効果(臭み成分を包み込む効果)でおいしく食べられます。
また、みそ田楽や焼きおにぎりのように、焦げたみそには独特のおいしさがあります。
ひと手間かかりますが、ごまみそクランブルで味と食感にアクセントをつけると、
ワンランク上の仕上がりになります。

えびと鶏肉のみそグラタンの材料(4人分)

  • むきえび…150g
  • 鶏もも肉(皮なし)…1枚(200g)
  • グリーンアスパラガス…1束(150g)
  • じゃが芋…2個(300g)
  • 玉ねぎ…1/2個
  • にんにく…1かけ
  • ごまみそクランブル
    • 小麦粉…大さじ4(36g)
    • すりごま…大さじ2(12g)
    • 信州みそ…大さじ1(18g)
    • バター(冷たいもの)…20g
  • ソース
    • 牛乳…2カップ
    • みそ
      • 信州みそ…30g
      • 白甘みそ…30g
    • 小麦粉…大さじ1・1/2
    • バター…10g
    • サラダ油…大さじ1/2
  • ピザ用チーズ…40g
  • 塩、こしょう、小麦粉、サラダ油

えびと鶏肉のみそグラタンの作り方

※三菱レンジグリル(オーブンレンジ)、IHクッキングヒーターを使用した作り方をご紹介しています。

1えびと鶏肉の下ごしらえをする

えびは背に切り目を入れて背わたを除き、大きいものは長さを半分に切る。

鶏肉は小さめのひと口大に切る。塩・こしょう各少々をふり、小麦粉大さじ1をまぶしつける。

2野菜の下ごしらえをする

アスパラは3cm長さに切る。じゃが芋は1cm厚さのいちょう切りにする。

それぞれ耐熱ガラスボウルに入れ、電子レンジ【根菜・仕上がり1】で加熱する。

玉ねぎ・にんにくはみじん切りにする。

3クランブルを用意する

ボウルに小麦粉・ごまを混ぜ合わせ、みそを加えてゴムべらの先などで切り混ぜ、ポロポロにする。

小さく切ったバターを加え、指でつぶしながらなじませ、細かいそぼろ状にする。

冷蔵庫で冷やしておく。

4炒める

フライパンにサラダ油大さじ1とにんにくを入れ、【火力4】で香りが立つまで炒める。

えびと鶏肉を加え、【火力5】にしてえびの色が変わるまで炒め、取り出す。

5ソースを作る

みそを混ぜ合わせ、牛乳を少しずつ加えて溶きのばす。

④のフライパンにバター・サラダ油を入れて【火力4】で熱し、玉ねぎを加えてしんなりするまで2~3分炒める。

小麦粉をふり入れて炒め、みそ入り牛乳を少しずつ加えて溶きのばし、【火力5】にしてひと煮立ちさせる。

6煮る

えびと鶏肉(④)、アスパラとじゃが芋(②)を加え、ときどき混ぜながら3~4分煮る。

7焼く

グラタン皿に等分して入れ、チーズとクランブルを散らす。

グリルに並べ、【グラタンモード】で7~8分焼く。

2016.12.01