「リサイクル」と「自己循環リサイクル」

「一般のリサイクル」と「自己循環リサイクル」は、どうちがうじゃろう?

「リサイクル」という言葉は、みんなも知っておるように、使い終わったものをもう一度資源に戻して活用することじゃな。資源と製品のサイクルが再びまわるから「リサイクル」というが、では「自己循環リサイクル」とはいったいなんじゃろうか?

実は一般の「リサイクル」というのは、ある製品が再資源化されても、必ずしも同じ製品の素材になるとは限らないんじゃ。家電製品に使われているプラスチックもそう。ほとんどが燃料となったり、日用雑貨などへダウングレード(格下げ)されてリサイクルされることが一般的じゃった。じゃが、循環型社会のためには、家電製品に使われたプラスチックが再び家電製品の素材としてリサイクルできるのが望ましい。これを「自己循環リサイクル」というんじゃな。

プラスチックを例に、「一般のリサイクル」と「自己循環リサイクル」の違いを整理すると、こうなるわよ