「知恵の省エネ」で生産時CO2を減らせ

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クローズアップ!冷熱システム製作所

環境改善優良工場としての取組

冷熱システム製作所
冷熱システム製作所

業務用空調システムをはじめ、大型冷熱機器を製造しています。

冷熱システム製作所は、数ある三菱電機の生産拠点の中でもとりわけ環境保全に注力している工場です。早くから「Just in Time活動」の中に省エネ活動を組み込み、「必要なところ・必要なとき・必要な量だけ」を基本に、「カエル」「ヤメル」「トメル」「サゲル」「ナオス」「ヒロウ」という6つの視点から、エネルギーの使用状況を検証し、様々な改善活動を推進しています。こうした活動で著しい成果を上げ、全拠点を対象にした社内の改善活動発表大会で、特に優秀な工場に贈られる「最優秀賞」を2回受賞しています。

また、製作所全体の活動事例や成果をまとめた「工場省エネの取組み」という冊子も独自に作成しています。この冊子は、工場全体を省エネ化するにはどうすればいいかという悩みを抱えるお客様に特に好評を得ています。

更に現在、工場敷地内に、環境全面対応型の新棟を建設中です。高断熱設備や省エネ機器の導入、太陽光発電システムの設置のほか、屋上や壁面の緑化も取り入れます。また、製品展示エリアでは、「工場まるごと見える化」というコンセプトで冷熱システム製作所の「ものづくりでのエネルギー見える化」の展示も計画しています。

6つの視点で実践する省エネ活動
「工場省エネの取組み」
「工場省エネの取組み」

シリーズ化しており、現在Vol.2まで発行。省エネ成功のためのひとくちポイントなども示されています。


環境をテーマにした新棟は2010年8月完成予定
環境をテーマにした新棟は2010年8月完成予定

試験設備にも範囲を広げたCO2削減策を展開

冷熱システム製作所では全社方針の下、生産時のCO2排出量削減に向けて取り組んでいますが、2009年度から、これまであまり手をつけていなかった「試験設備」の領域の省エネにも着手しました。

空調システム機器を主要製造品とする同工場では、あらゆる気候条件を想定した試験が必要であり、開発時の製品試験にかかるエネルギーの割合が大きく、「生産設備」の28%に次いで全体の20%を「試験設備」が占めているからです。そこで試験設備の中でも特にエネルギー使用量の大きな「試験室」を中心に、様々な角度からの改善を推進しています。

例えば、試験作業ごとの電力量変化を観察して「ムダの見える化」をしたり、試験設備の運転を「インバータ制御」に代えるなど様々な対策を進めています。更に、室内機などの熱負荷が少ない機種などの騒音測定試験では、温度条件の公差を広げて設定しても目的は叶えられることから、「有効データの取得に必要なエネルギー」を厳密に割り出すことも重点施策として実践しています。


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