通信システム事業本部

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事業概要とリスク・機会を認識・評価している環境課題

情報社会の発展に貢献する通信機器・サービスを提供

通信システム事業本部は、国内外の通信キャリア、金融・流通業、官公庁など様々なお客様を対象に、光通信技術や無線通信技術を活用した通信インフラ機器や映像技術を活用したネットワークカメラシステムなどの製品・サービスを提供し、情報社会の発展に貢献しています。技術の進展と需要の変化が激しい情報通信分野において、お客様に満足を提供すべく、兵庫県尼崎市のコミュニケーション・ネットワーク製作所と福島県の郡山工場を拠点に、先端技術の開発と効率的で柔軟な生産体制の構築に努めています。

リスク・機会を認識・評価している環境課題

  • 気候変動
  • 地下資源枯渇
  • 設計・製造における化学物質の適正管理
  • 廃棄物削減・管理

事業本部からのメッセージ

付加価値の高いシステムを通じて、通信市場とネットワークカメラ市場の
発展と環境負荷低減に貢献していきます

西村 隆司 常務執行役
通信システム事業本部長
西村  隆司常務執行役
通信システム事業本部長

光通信技術や無線通信技術などのICTを活用した通信ネットワークや、映像解析(VCA)/画像認識(AI)などの映像技術を活用したネットワークカメラシステムは、日々の生活や産業の発展に欠かせない社会インフラとなっています。しかしその一方で、これらの機器の高機能化や利用拡大が進むにつれて、電力消費量も急速に高まっています。

こうした中、通信システム事業本部では、3つの切り口で省エネ・環境貢献に努めています。

一つめは、「製品の省エネ」で、通信インフラ機器である光アクセスシステムや、サービス事業者向け通信ゲートウェイ(中継装置)の省エネ設計に取り組んでいます。

二つめは「製品を活用したサービスでの省エネ」で、当社が生産する光並びに無線アクセス機器は、スマートグリッドの電力自動検針に用いられているほか、通信ゲートウェイ機器は、「電力の見える化」を実現するHEMS/BEMSへ適用されています。また今後は、生産効率化・省エネルギー化を支えるIoT分野にも当社ネットワーク機器を提案していきます。

そして、三つめが、「工事における環境貢献」で、通信ケーブルのリユースやリデュースを実現するネットワークカメラなどを生産しています。

更に、生産時と製品輸送時のCO2削減も同時に進めており、高効率空調機器への更新・待機電力削減など工場・オフィスの省エネや、積載率向上・モーダルシフトによる製品輸送の効率化にも取り組んでいます。

当社は今後も、光通信技術、無線通信技術、映像技術に更に磨きをかけ、付加価値の高いシステムを提供することで、世界的に拡大する通信市場及びセキュリティシステムをはじめとするネットワークカメラ市場の発展と環境負荷低減に貢献していきます。

  • ICT:Information and Communication Technology

事業を通じた環境課題への取組

加入者終端装置
加入者終端装置

光アクセスシステム装置の省電力化・小型化を推進

気候変動地下資源枯渇廃棄物削減・管理

光アクセスシステムの加入者終端装置「GE-PON ONU」では、PON(Passive Optical Network)技術を用い、1本の光ファイバーを最大64人のユーザーで共有することで、装置の省電力・小型化を実現しています。また、低消費電力部品の採用や部品点数の削減を進め、従来機種に対して消費電力75%削減、材料使用量69%削減を達成しています。

ゲートウェイ機器
ゲートウェイ機器

エネルギー管理サービスを実現する機器を提供

気候変動

宅内、工場内、ビル内など様々なネットワークと、クラウドを利用したエネルギー管理システムとを中継する、サービス事業者向けゲートウェイ機器を提供しています。この機器を活用して家電製品や空調機器、生産ラインなどの消費電力データを収集することで、HEMSなどのエネルギー管理サービスを実現します。

通信ケーブルのリユース、リデュースを推進

廃棄物削減・管理

新たにデジタルネットワークカメラ用LANケーブルを敷設することなく、既存のアナログカメラ用ケーブルを用いて高画質・高機能なデジタル方式へのリプレースができるデジタルネットワークカメラシステム「MELOOK3(同軸タイプ)」を生産するなど、工事における通信ケーブルのリユース、リデュースを進めています。


環境負荷低減の取組

環境アセスメント評価を実施

気候変動地下資源枯渇廃棄物削減・管理

すべての製品開発において環境アセスメント評価を義務付けており、製品や梱包箱の小型化や包装材の削減を進めています。

サプライチェーンへ環境管理を拡大

気候変動廃棄物削減・管理

生産時のCO2削減・製品使用時のCO2削減に加え、積載率向上やモーダルシフトによる製品輸送の効率化を進めるとともに、製品輸送時のCO2削減にも取り組んでいます。

  • モーダルシフト:トラックによる貨物輸送を「地球にやさしく大量輸送が可能な海運または鉄道に転換する」こと。

生産時のCO2排出量削減を継続

気候変動

設備の高速化や改善による加工時間短縮など、生産性向上への取組を進めるとともに、大量に電力を消費する設備や老朽化した空調機、照明機器を高効率タイプに更新するなど、エネルギー消費量の削減に継続して取り組んでいます。2016年度からは、エネルギー消費量の大きい塗装乾燥ラインで、LPG(液化石油ガス)の使用抑制にも取り組んでいます。

有機溶剤をはじめとする化学物質の使用量削減や適正管理を推進——郡山工場

設計・製造における化学物質の適正管理廃棄物削減・管理

板金加工・成形加工といった素材加工から製品組立まで手がける郡山工場では、板金加工における脱脂洗浄工程へのマイクロバブル洗浄の導入や、溶媒塗装から粉体塗装への変更により、有機溶剤使用量を削減しています。また、リスクアセスメントにより化学物質の危険性・有害性を把握して適正に管理するとともに、事故を想定した緊急時の訓練も行い、環境事故の防止を図っています。

ライン改善を通じて省エネを実現——コミュニケーション・ネットワーク製作所

気候変動

通信システム事業本部のほぼすべての製品の設計・生産を担うコミュニケーション・ネットワーク製作所では、市場の需要変化に柔軟に対応できるよう生産ラインを改善し、スペース削減と生産性向上に取り組んでいます。これにより、生産に必要な照明や空調などの電力使用量を大幅に削減しています。また、設計、営業などのオフィス業務においても、高効率空調機への更新や運用改善など、ユーティリティの省エネを進めています。


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環境への取組
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