三菱電機は、2001年に創業80周年を迎え、この21世紀幕開けの年に、コーポレートステートメント「Changes for the Better」を制定いたしました。この言葉は「常により良いものをめざし、変革していく」という姿勢を表わしており、現在も使われています。
三菱電機の創業は、1921年(大正10年)に遡り、三菱造船(現三菱重工)の電機製作所(神戸)を母体として誕生しました。三菱マークの起源に始まり、現在に至るまでのコーポレートロゴの変遷を、企業スローガンの変遷と合わせて紹介いたします。

三菱マークの起源

明治の初期、三菱創業時の九十九商会が船旗号として採用した三角菱のマークが、現在のスリーダイヤ(三菱マーク)の原型。これは、岩崎家の家紋「三階菱」と土佐山内家の家紋「三ツ柏」に由来する。後に社名を三菱と定める機縁ともなった。

コーポレートロゴの変遷