#27SDGsへの取組事例

断層イメージング技術

  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 住み続けられるまちづくりを
  • 平和と公正をすべての人に
幅広い用途への適用が期待される新時代のイメージング技術
三菱電機株式会社は、300GHz帯のテラヘルツ波を用いて、一方向から一回の照射により任意の深さで対象物の断層イメージングを行う業界初※1の技術を開発しました。生体への影響が小さく、移動する対象物も数ミリメートルの解像度で撮像できるこの技術は、セキュリティーゲートや製品の非破壊検査等の様々な用途に適用され、安心・安全な社会の実現に貢献することが期待されます。
CASE 01

セキュリティゲートへの適用

近年、空港や駅、スタジアムなど公共空間における安心や安全への関心が高まり、セキュリティー対策の一つとして不審な所持品などを調べるスキャン装置の導入が進んでいます。しかしこれらに多く用いられているX線検査装置は、主に手荷物検査などに用途が限定されています。また、ミリ波を用いたボディースキャン装置は、人物が静止した状態で周囲180度の測定が必要なことから、装置が大型化する傾向がありました。本技術では移動する物体の撮像が可能で、ウォークスルー型のセキュリティーゲートへの適用が可能です。
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CASE 02

生産ライン上での非破壊検査

製造現場では人手不足を背景に、生産や検査ラインの自動化・省力化のニーズが高まっています。従来の光学カメラや赤外線カメラを用いた製品検査は、外観検査に用途が限られており、例えば、食品工場で容器の内部を検査する際は、抽出したサンプル品の蓋を開けて人手で調べる必要がありました。本技術により小型化したスキャン装置を生産ラインのベルトコンベアに装着することにより、コンベアで流れてくる製品の非破壊検査に適用できます。
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