Factory Automation

事業の歴史事業の変遷

三菱FAのChanges for the Betterに向けた歩み

三菱電機は2021年2月に創立100周年を迎えました。その三菱電機の変革を、FAシステム事業は長年にわたり牽引してきました。主なハイライトをご紹介します。

1920 – 70年代

1924

前年に土地埋立工事から始めた工場が完成し名古屋製作所設立、汎用モーターの生産を開始

1926
ウェスチングハウス社の技術に基づき三相かご型モーター(MK形)を開発、生産を開始
1928
積算電力量計の型式承認を取得し、1930年に名古屋製作所で生産を開始し、1946年以降は福山製作所で生産
1962
産業用機器の代理店制度を発足、きめ細かなサポート体制を築く
1964

1960年の国際工作見本市初出品の後、1964年に計算機内蔵形NC装置を開発・発表

1968
1962年の産業用機器代理店制度に続き、特約店制度を発足させ、サポート体制を更に充実

1980年代

1980

レーザービームの集光性と安定性向上、高効率化と高出力化を実現した3kW CO2レーザー加工機を開発・発表

1981
高速応答出力制御及び高周波パルス出力を可能にしたSD式炭酸ガスレーザー加工機「ML-1000P」を発売
1982

世界初の「AC投入DC励磁方式」の電磁石を採用した電磁開閉器(MS-K形)を発売

1986
世界で初めて32ビットマイクロプロセッサを採用した数値制御装置「M300シリーズ」を発売

1990年代

1994
配線が簡単で安全構造の〔CAN端子〕を採用した新型電磁開閉器「MS-Nシリーズ」を発売
1994
中国における配線用遮断器の製造・販売拠点「三菱電機大連機器有限公司」を設立
1996

インテリジェント機器との接続や業界最高速の応答性を実現したFAフィールドネットワーク「CC-Link」を開発

CC-Link

1997
業界初の電路計測・監視機能を内蔵した配線用遮断器「MDUブレーカ」を発売

2000年代

2000
韓国でのFA事業強化と顧客サービス向上を図るため、FA製品の販売・サービス会社「韓菱テクノ」を設立
2004

高速応答性・操作性・接続性を充実させたプログラマブル表示器「GOT1000 シリーズ」を発売

2007

生産現場の各種FA機器の連携を強化する新コンセプト「iQ Platform」を提唱し、対応製品としてコントローラーとネットワーク製品を発売

2010年代

2011
中国常熟に産業用駆動制御機器の製造会社「三菱電機自動化機器製造(常熟)」を設立、中国市場への製品供給体制を強化
2012
遠隔で電力量の検針や電源のオン・オフができるスマートメーター「M5CM シリーズ」を発売
2016

工作機械の遠隔保守を支援するサービス「iQ Care Remote4U」を開始

2016
高い生産性と加工位置精度を実現した基板穴あけ用レーザー加工機「GTW5 シリーズ」を発売
2018

世界に先駆けて、産業用オープンネットワーク「CC-Link IE TSN」に対応するFA機器を開発

2019
世界初のAIアシスト機能を搭載した二次元ファイバーレーザ加工機「GX-F」を発売