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Factory Automation

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無停電電源装置(5kVA以下)

入出力電圧

1.AC85~144Vの幅広い入力電圧に対応

電圧変動等によるバックアップ動作への切替回数を削減。不要なバッテリ電力の消費を抑制し、バッテリ残量不足を防ぎます。

2.無瞬断でのバックアップ切替

停電や瞬低の発生時に無瞬断でバックアップ運転に移行。シーケンサ、パソコン、制御機器での電源障害対策や、マグネットスイッチ、ミニチュアリレーの電源保護に最適です。

3.クリーンな出力電圧

UPSのアクティブフィルタ機能が、無効電力、高調波電流を抑制し力率を改善します。
入力電源からの高調波、サージ・ノイズ等を含む乱れた電圧波形を、クリーンな正弦波にします。

クリーンな正弦波への変換イメージ図

4.常時インバータ給電方式で総合効率91%を実現(2.0kVA,3.0kVA,5.0kVA)

3レベルインバータ化により電源品質を維持しながらも総合効率91%を実現しました。

電源出力

1.出力電圧の任意設定

出力電圧を100~120Vまで1V単位で設定可能です。
※工場出荷時設定は100Vです。

2.出力電圧・周波数を固定

出力電圧・周波数の固定も可能

入力電圧や周波数に影響されることなく、任意の電圧・周波数で出力することができます。

3.ソフトスタート機能

UPS起動時に出力電圧を徐々に上げながら負荷に印加することで、突入電流の抑制が可能です。
電源印加時の大きな突入電流によるFA機器のトラブルを防止します。
※1~3頁はUPS設定ソフト「UPSSET」で簡単に設定できます。

4.商用起動・バッテリ起動双方に対応

バッテリが寿命・劣化状態でも、また商用電源がない場合でも、UPS起動が可能です。(※)

  特長 注意点
商用起動
(ホットスタート)
バッテリが寿命・劣化状態でも商用給電がある場合、UPSの起動が可能です。 商用電源がない場合はUPS起動不可となります。
(非常電源としてはお使い頂けません)
バッテリ劣化状態でUPS運転が可能の為、定期的なセルフテスト、UPS警報の信号出力をお勧めします。
バッテリ起動
(コールドスタート)
商用電源が無い場合でもバッテリから給電しUPSが起動、接続機器への給電が可能です。
【用途】
①電源工事施工前の現場での負荷機器の立ち上げ
②停電時の非常電源
バッテリ容量低下・劣化の場合は起動不可となります。

※対象機種:FW-S10-2.0K,3.0K,5.0K,FW-S10L-0.7K,1.0K,3.0K,FW-S10R-1.5K
(FW-S10(C)-0.7K,1.0K,1.5Kは商用起動のみ対応しております。)

施行性

各容量帯にて停電補償時間10分仕様品(※)、
同シリーズ用の増設バッテリユニット(オプション)を新たにラインアップしました。

※力率0.7、初期特性、周囲温度25℃

横置き設置イメージ

【0.7kVA,1.0kVA,1.5kVA】

  • 負荷との接続方法を、端子台仕様とコンセント仕様(抜け止めコンセント)から選定できます。
  • 操作パネルを傾斜配置することで、視認性や操作性が向上しています。
  • コンパクトな奥行415mm。
    横置き設置も可能となったので、設置の自由度が高まります。
  • 停電補償時間10分、オプションボード・増設バッテリ取付可能な10分仕様品(コンセントタイプ)もラインアップ。
1.5kVA(ラックタイプ)設置イメージ

【1.5kVA(ラックタイプ)】

  • 縦置き(タワー)/ 横置き(ラックマウント)共用。
  • 専用チャンネルベースで縦置きも可能。
  • ラック取付金具、専用チャンネルベースは本体同梱。
2.0、3.0kVA設置イメージ

【2.0kVA,3.0kVA】

  • 縦置き(タワー)/ 横置き(ラックマウント)共用。
  • スタンド(底面固定金具)、キャスター(フロント用はストッパー付)、ラック取付金具は製品本体に同梱。
  • お使いのラックがEIA規格の角穴タイプであればオプションの補助レール(FW-SSRR)がご使用になれます。
  • 3.0kVA容量帯にて、停電補償時間10分補償品を新たにラインアップしました。
5.0kVA専用チャンネルベース

【5.0kVA】

  • 縦置き(タワー)専用。
  • キャスター(フロント用はストッパー付)は標準取付です。
  • 床面固定用のチャンネルベースはオプションです。

メンテナンス性

  • フロントパネルを開くことで、簡単にユーザーでバッテリ交換ができます。
    また、ホットスワップ方式を採用しているので、負荷へ給電したままバッテリ・冷却ファンの交換が可能です。
  • 2.0kVA,3.0kVA,5.0kVAは長寿命の冷却ファンを採用しており、ファン交換は不要です。

操作性・監視機能

1.UPSへの外部入出力信号により、効率的な運用が可能

差込端子台配線イメージ

外部信号端子への接続部に差込端子台を採用。
電線の先端を接続穴に差し込むことで配線が可能です。
各入出力信号を用いることで、UPSの効率的な運用やUPS、負荷の状態監視が可能です。

機能
出力信号 ①UPS警報 過負荷、バッテリ劣化、内部回路異常時等に出力します。
②バックアップ運転
(バッテリ運転信号)
バックアップ運転中に出力します
③放電終止予告
(バッテリ容量低下信号)
バックアップ運転中にバッテリ残量が低下した場合に出力します。
④バイパス状態 バイパス運転中に出力します。
⑤瞬低警報 瞬時電圧低下発生時に出力します。
⑥電力超過 設定電力を超過した場合に出力します。
入力信号 ①UPSシャットダウン信号 バックアップ運転中に信号入力されるとUPSは停止します。
②非常停止信号 UPS出力を停止します。
③バイパス切替 UPS運転からバイパス運転に切替わります。
④リモートON/OFF UPSを遠隔からON/OFFさせることが可能です。
⑤ブレーカ連動 ブレーカの補助・警報スイッチ信号の入力によりブレーカ操作に連動しUPSをON/OFFできます。

※UPS出力の停止状態で外部信号をテスト出力することが可能です。
また、外部出力信号の1点はAC100V定格の無電圧a接点出力ですので、表示ランプ等の直接操作が可能です。
設定ソフトウェア「UPSSET」にてパターン設定、個別設定することができます。

2.ブレーカ連動機能 業界初

ブレーカの警報スイッチ(AL)と補助スイッチ(AX)をUPSに接続し、以下を自動で識別します。
①停電、ブレーカトリップ時⇒電源供給(バックアップ)を続ける
②手動でブレーカOFF時⇒UPSを停止する(バックアップに移行しない)
③手動でブレーカON時⇒UPSを通常運転する

夜間や計画停電、定期点検時にブレーカに連動したUPS操作が可能です。

3.瞬低警報・履歴機能

出力例

瞬低警報は、任意の瞬低電圧、瞬停時間を設定し、異常時に検出。
履歴機能で各検知回数が確認できます。
電源環境の確認、製造品質(不良品等)や装置稼動状況との関連把握に有効です。

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