霧ヶ峰の施工性
スペーサー
梱包材の一部を左配管時の室内機持ち上げ部品として利用できます。
発砲スチロールからスペーサーを切り離し、写真のように据付け板に張り付けることで据付け作業がしやすくなります。
対象シリーズ:
Z・JXV・BXV・AXV・GV・HXV・NXV・KXVシリーズ
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Zシリーズ梱包材
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作業スペースの確保
*付属スペーサーは規定位置に挿入し、室内機を持ち上げすぎないようにご注意ください。
下段フックが破損・変形するおそれがあります。
ノーティス
ノーティス(お知らせ)に、中央フック位置の目印を記載。
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左配管設置
左右コーナー、下カバーが個別に取外し可能に
対象シリーズ:AXV・GV・KXVシリーズ -
配管化粧カバーの取付け
配管化粧カバーの加工なしでも段差形状にフィット
対象シリーズ:AXV・GV・KXVシリーズ
配管再利用
配管の洗浄なしで既設配管の再利用が可能。廃材の排出を削減します。
配管再利用可能
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一般的な冷凍機油では既設配管の「洗浄」か「総取替え」が必要です。
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霧ヶ峰なら、エアコンの取外し&取付けだけ※1。だからムダな廃材が発生しない。
※1:ポンプダウンは必要です。
注意事項
- ●古いエアコンの取外しの際は、液管バルブを閉じた後、冷房運転を行いポンプダウンを実施してください。
配管に残留する冷凍機油の量を少なくできます。 - ●3.6kW~5.6kW機種は、異径継手を使用して、既設の液管φ6.35、ガス管φ12.7(2分・4分)配管を使用できます。
- ●冷専一定速機からの配線再利用はできません。
- ●換気ユニット(別売)を据え付ける際、配管穴が右後ろ直引きの場合は既設配管を再利用できますが、
それ以外の場合は配管再利用はできません。
三菱のこだわり
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エステル油・エーテル油
一般的な冷凍機油(エステル油・エーテル油)は、水分や鉱油(R22機種の冷凍機油)が混じると劣化するため、洗浄が必要になることも。
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アルキルベンゼン油
三菱の冷凍機油(アルキルベンゼン油)は鉱油などと混じっても劣化がほとんどないので、洗浄レスで問題なし!
注意事項
- ●古いエアコンの取外しの際は、液管バルブを閉じた後、冷房運転を行いポンプダウンを実施してください。
配管に残留する冷凍機油の量を少なくできます。 - ●3.6kW〜5.6kW機種は、異径継手を使用して、既設の液管Φ 6.35、ガス管Φ 12.7(2分・4分)配管を使用できます。
- ●冷専一定速機からの配線再利用はできません。
- ●換気ユニット(別売)を据え付ける際、配管穴が右後ろ直引きの場合は既設配管を利用できますが、
それ以外の場合は配管再利用はできません。
霧ヶ峰でも、配管洗浄・配管取替工事が必要な場合
1. 圧縮機モーターの焼き付きによる故障のとき
圧縮機の軸受けの焼き付きや、モーター巻き線の焼損を起こした場合、鉄粉が配管内に混入しているため、そのまま使用すると新しいエアコンの冷媒回路中に詰まるおそれがあります。
〈判別方法〉
配管に残った油を白い布やティッシュで受けた際、灰色系になっているときは
モーター焼き付きのおそれがあります(単なる油の劣化は黄色や茶色系になります)。
*モーター焼き付きでない場合でも、油が極端に汚れているときは洗浄か取替えが必要です。
2.配管の肉厚が0.8mm未満のとき
R22に対し、R32は動作圧力が高いため、配管の肉厚が薄いと亀裂が入り冷媒漏れの原因となります。
エアコン取外しの際には必ずポンプダウンを行い、冷媒・冷凍機油の回収を行ってください。
- *φ15.88の場合、配管肉厚が1.0mm未満であれば、取替えが必要です。
- *配管肉厚が0.8mm以上の場合でも、フレアはR32に対応した寸法となるよう加工し直してください。
またφ12.7やφ15.88の配管を再利用する場合は、フレアナットもR32に対応したものに取り替えてください。
霧ヶ峰の配管
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霧ヶ峰なら、入替えの際にも配管径が大きくなることがほとんどないので、新たに壁面に穴を開けなおす必要もありません。さらに、Φ65にもすっぽり収まるので、簡単に配管を接続することができます。
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このページの説明は、2024年度モデルを中心にしたものです(写真・イラストはすべてイメージです)。
室内機
据付け板
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上部のスペースが少ない場所でも、配管接続、フェルト巻きなどの作業を行えます。
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1
据付け板のネジ穴の間隔を見直し、17mm間隔でネジ穴を配置。
多様な住宅環境でも、しっかりと強度がとれる位置に据付けできる仕様です。
端に左右1か所ずつあるネジ穴は側面視でユニットが壁から浮いているような場合に使用します。対象シリーズ:
Z・JXV・BXV・AXV・GV・HXV・NXV・KXVシリーズ -
2
二段フックを用いて据え付けることができます。
一時的に室内機を下段フックに掛けることで室内機上部のスペースが少なくても、据付作業がしやすくなります。
*室内機は持ち上げすぎないようにご注意ください。下段フックが破損・変形するおそれがあります。対象シリーズ:
FZ・Z・JXV・VXV・HXVシリーズ(FZ・VXVシリーズは付属部品の使用が必要)
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配管
ゴミなどが入ることを防ぐため、配管先端に取り付けるプラスチック製のキャップは、持ち手を付けて取り外しやすい形状になっています。
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ドレンホース
ツメ固定によるワンタッチ構造。ドレンホースの抜き差しが簡単です。
三尺間対応デザイン
室内機背面に設けた段差で、柱間790mmの三尺間にも設置が可能です。
*対応できる柱の段差高さは、機種により異なります。
対象シリーズ:
Z・JXV・BXV・AXV・GV・HXV・NXV・KXVシリーズ
基板・端子
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1
正面から接続できる接続端子台。挿入口が広いので、接続が簡単です。また、ドライバーで簡単に取り外せます。
対象シリーズ:
Z・FL・JXV・BXV・AXV・GV・HXV・NXV・KXVシリーズ -
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2
内外接続線を背面からまっすぐに通せるなどの取付のしやすい構造です。
対象シリーズ:Z・JXV・HXVシリーズ
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3
前向きに基板を配置しているので、システムコントローラーなどの取付作業が簡単です。
対象シリーズ:Z・JXV・HXVシリーズ
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室外機
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取っ手
トップパネルに取っ手があるので、サービスパネルを外した状態でも、室外機の位置を調整することができます。
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レグ固定部
上面からもレグ固定部(ねじ穴)が見える形状で、より固定がしやすくなりました。
このページの説明は、2024年度モデルを中心にしたものです(写真・イラストはすべてイメージです)。