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三菱電機株式会社は、グループ内外の知見の融合と共創を通じて、進化した統合ソリューションを提供する「循環型 デジタル・エンジニアリング企業」へ変革し、多様化する社会課題の解決に貢献することを経営戦略に掲げています。そして、当社の様々なコンポーネントやシステムが持つデータを集約・分析することで、新たな価値を創出しお客様へ還元していくことを目指した事業活動を推進しています。
その一環として、お客様のDX推進を支援し、加速する「三菱電機空港データ管理基盤」を2025年秋からご提供します。
本ソリューションは以下の機能で構成されています。

  • データ管理基盤(クラウド環境で提供)
  • 環境構築支援サービス

データ管理基盤により、お客様の環境で既に運用中のものを含む様々なシステムの保有するデータの価値を最大限に引き出します。
本ソリューションにより構築するデータ管理基盤は、三菱電機株式会社のデジタル基盤Serendie®との連携も可能です。Serendie®では、異なる領域のコンポーネントやシステム、サービスから集約されたデータ同士をかけ合わせることで、お客様の潜在課題・ニーズを把握し新たな価値を創出し続けます。お客様主要業務におけるデータ連携を実現した先は、その周辺領域との新たな価値を創出し、継続したDX推進に貢献します。

データ管理基盤の機能

データ管理基盤の構成概略図

  • ● 基本機能

    ETL(データ変換処理)であり、データ入力ソースとなる各種システム群からのデータ収集・抽出に必要なDataLake、活用しやすいデータ構造に変換・加工する処理を稼働させるデータパイプライン、データ配信・送出するAPI Serverから構成されます。また、システム運用に必要となるユーザ管理機能、ログ管理機能・監視機能・バックアップ機能も含まれます。

    • データ収集、配信先に合わせた構成やデータ変換・加工の方式等は、お客様のご要望に合わせて、環境構築支援サービスにより個別カスタマイズを行います。
  • オプション機能

    システム連携用に変換・加工したデータをクラウド上で一元管理するためのデータベースや格納データを参照できるWebアプリ、さらに新たな価値創出を実現するデータ分析機能及びデータウェアハウスを提供します。本機能はオプションとして、お客様のご要望や導入時期に合わせて個別カスタマイズを行います。

本ソリューションの特徴

本ソリューションは、最小限の機能からミニマムなコスト・期間での導入を可能とし、お客様がDX化を推進する際に直面する「導入効果」や「大規模ソリューション採用によるコスト」などの事前検討課題の解決を支援します。DX化の初期段階では小規模かつ低コストで導入し、その後の段階的な拡張やトライアルによる効果の可視化を提供することで、お客様と共にDX化を実現しニーズに応じた効果の最大化に寄与します。

  • 特徴 1

    データ管理基盤構築を効率化

    • データ連携に必要最低限の機能をパッケージ化しているため、低コストで迅速に導入が可能
    • AWSクラウドサービス環境を利用することで、お客様の環境における物理的な機器の設置が不要
  • 特徴 2

    お客様のDX推進状況に応じた段階的な機能拡張に対応

    • 基本機能とオプション機能に分けてライセンスを提供
    • データ管理基盤をAWS上に構築する際に必要となるAWSクラウドサービスの選定~構築までをすべてお任せ
    • お客様は、データの価値を最大化するためのETL・データ分析の設計に注力可能
  • 特徴 3

    連携システムの拡張時に、トライアル環境で費用対効果等の事前検証が可能

    • 連携システムの拡張時に、運用環境と同等のトライアル環境を提供し、費用対効果の事前検証を安価に実現
    • 事前検証では、クラウドSEやデータアナリストが徹底サポート
    • 事前検証の結果、お客様の運用に効果のあった機能のみを容易に本番移行
    • トライアルの内容・規模等は都度調整となります。
  • 特徴 4

    共通的に利用可能なデータ変換処理を順次整備

    • 共通的に利用可能なデータ変換処理を整備し、個別カスタマイズ費用を削減
    • データ変換処理毎にライセンスを提供
どのシステムからどのデータを集約すればいいのか?個別にシステムを連携すると整備コストが高額になってしまう。三菱電機データ連携推進ソリューションなら!お客様と共にニーズに応じた効果を実現!小規模かつ低コストに初期導入を実現、トライアルを繰り返し段階的な拡張を目指します。運用システム間でデータ連携する基盤を整備できた!データを一元管理できる統合データベースの運用をミニマムから開始!気軽にシステム連携トライアルができる!効果があったデータ連携のみを本番運用に移行できる!統合データベースを参照する新たなWebアプリの導入も検討!