わたしもユーザーです。

わたしも三菱電機のユーザーです

(仕事柄、天気予報は欠かせなくてね)

三菱電機 × 気象衛星

【静止気象衛星ひまわり】

USER'S STORY Vol.02

わが輩は象である

わが輩は象である。名前はあるが、匿名希望とする。
アジアのとある国に生まれ、
今は象使いのおじさんといっしょに働いている。
自分で言うのもなんだが、仕事には熱心な方である。
命令には従順で力自慢、決して手を(いや足や鼻を)抜くこともない。

そんなわが輩のただひとつの欠点は、雨に弱いことである。
弱いといっても嫌いなのではない。好き過ぎるのである。
雨が降ると妙にテンションが上がって、まったく仕事にならないのだ。
象使いのおじさんはいい人なので困らせたくはないのだが、
つい、仕事そっちのけで水浴びや泥遊びに夢中になってしまう。

だから、おじさんは昔から天気の変化に敏感だった。
雲の動きや夕陽の色、ときには土の湿り具合や森の木々の匂いで
明日の天気を知ろうとしていたし、
実際、おじさんの天気予報はそこそこに当たっていた。

その「そこそこ」を「ほとんど」に変えたのが、
日本の静止気象衛星「ひまわり」だ。
わが輩、「ひまわり」についてはちょっと詳しいので説明しておこう。
赤道の上空およそ36,000kmに浮かぶ「ひまわり」は、
雲の画像を撮影したり、温度や風の様子を観測したりして、
日本だけじゃなく、30以上のアジアの国や地域に気象情報を提供している。
そのうえ、いろいろな国の気象衛星と協力しながら
地球全体の気象観測をおこなって
防災や環境保全にも貢献しているのだ。

はれ くもり あめ

近ごろは、おじさんも「ひまわり」の画像を使った天気予報を見て
仕事の段取りを決めているのだが、わが輩には
「どうだ、ワシの予報はよく当たるだろう」と自慢している。
ま、そこがおじさんのカワイイところである。
さっきも「明日は雨だから仕事は休みだな」と得意げに言っていた。
わが輩としても、早めに水遊びの予定が立てられるのはありがたい。
「ひまわり」さまさまである。

ところで、2010年から観測を始めた「ひまわり」7号も、
2014年打ち上げの8号も、開発・製造したのは三菱電機だ。
おじさんも家では三菱電機の冷蔵庫やエアコンを使っているけれど、
「ひまわり」が三菱電機製とは知らないと思う。
え? 日本の気象衛星のことをなぜそんなに知っているかって?
日本の動物園には、わが輩の仲間がたくさんいることを
忘れてもらっては困る。象のネットワークはなかなかのものなのだ。

たとえば新しい「ひまわり」8号は解像度が2倍になって
撮影時間は3分の1、そのうえカラー撮影もできるようになる
なんて情報も、この大きな耳にはもう届いているのだ。
雲の画像もいいけれど、せっかく性能がアップするのだから、
日本の動物園にいる彼女の画なんかも送ってくれるとうれしいけどなあ。