三菱多次元施設・設備管理システム(MDMD®)
●三菱インフラモニタリングシステム(MMSD®):Mitsubishi Mobile Monitoring System for Diagnosis
●三菱多次元施設・設備管理システム(MDMD®):Mitsubishi Multi-dimensional Data Management for Diagnosis
●三菱CIMアセットマネジメントシステム(CIMD®):Mitsubishi Construction Information Management by Diagnosis
以上は、三菱電機の登録商標です。
三菱多次元施設・設備管理システム
とは
MDMD®は、道路や鉄道沿線などのデジタルツインを構築することで、現地作業の軽減や情報共有を促進するサービスです。
現場に行かずに寸法計測や現地状況の確認が可能で、デジタルツイン上での設備の設置検討や、構造物の補修範囲の検討などが可能となります。また、インフラ維持管理結果や解析結果などをデジタルツインと紐づけて一元管理することが可能で、注目箇所の関連情報を誰でも素早く見つけることができ、情報共有を促進します。
※デジタルツイン:現実空間から取得した点群データやセンサデータを用いて、サイバー空間上に現実空間を再現したもの
の
機能と特長
デジタルツイン上で現地状況を確認
MMSDで取得した道路や鉄道沿線の高密度・高精度な点群データや画像データを活用し、クラウドサーバー上にデジタルツインを構築。
デジタルツイン上で測量と同等の精度で距離測定や設備配置検討等が可能で、現地確認作業を軽減します。
インフラの維持管理情報を一元管理
部門ごとに管理された台帳データや点検・補修結果をMDMDで一元管理し、デジタルツイン上で施設や設備に関連づけて表示することで、部門間の情報共有を促進します。
3次元解析結果をデジタルツインに重畳
MMSDサービスの3次元解析結果をデジタルツインに重畳でき、周辺環境を含め実構造を見ながらの診断が可能です。さらに、経過観察や補修が必要な部位の共有や関連する様々な情報の参照により、診断を支援します。
MDMD®の導入効果
MDMDのデジタルツインを使うことで、線路内に入ることなく鉄道沿線の現状把握や計測をすることが可能になり、現地作業の効率化が図れます。また、線路設備や建築限界などのデータをデジタルツイン上に重ね合わせることで、一元管理による組織内外での情報共有や、それらの情報を踏まえた設計や施工などの打合せを、机上で完結することが可能になります。
MDMDのデジタルツインを使うことで、事務所内で現地状況を把握したり、現地では容易に計測できない箇所をデジタルツイン上で計測するなど、現地確認作業の省力化が図れます。また、問合せ情報やパトロール情報などのデータをデジタルツイン上に重ねて一元管理することで、履歴や処理状況などの組織内外での情報共有を促進できます。
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- 三菱多次元施設・設備管理システム (MDMD®)のWebサイトを公開しました。
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