三菱電機株式会社は、低炭素社会と豊かな生活の両立を実現するスマートコミュニティの検討を加速し、早期事業化を目指すため、既存の「スマートグリッド全社プロジェクト体制」に加え、社内の各事業部門からエキスパートを結集し、新組織「スマートコミュニティプロジェクトグループ」を2月16日に設立します。
当社は、これまで培ってきた電力・社会インフラ・情報通信・ビル・FA・家庭電器などの既存の事業・技術をベースに、新組織を中心に全社を挙げてスマートコミュニティに関連する事業を強化します。
設立の背景
現在、世界各国で「スマートシティ」「スマートコミュニティ」と言った社会実証実験及び実際の都市建設が進んでいます。これらは、再生可能エネルギーを含めたエネルギーの有効活用を家庭やビル、工場などの個別最適のみならず地域単位で包括的に管理するとともに、そこで暮らす人々が豊かさを享受できる新たなライフスタイルまで含めたものとなっています。
当社は、スマートコミュニティの実現において、「もっと上手に電気を使う」ことを提案しています。家やビル、工場などのエネルギー効率の最適化に加え、電気を主体としたエネルギーのベストミックスによりコミュニティ全体のエネルギー効率を最適化することで、低炭素社会と豊かな生活の両立を目指す「eco電化コミュニティ」を基本理念として取り組んでいきます。
新設する「スマートコミュニティプロジェクトグループ」は、社内各部門・関係会社ならびに社外パートナーとの連携を全社的見地から推進し、関連事業の早期事業化を目指します。
新組織の概要
|
新組織の役割
・ 参画中の国内外大規模スマートコミュニティ関連プロジェクトの取り組み強化
・ 当社のリソースを最大限に活用できる地域における新たな実証の検討
・ 社外団体、プロジェクトへの参画、情報収集・発信
・ 上記活動を通じた新たな事業機会の創出
TEL: (03)3218-4885 FAX: (03)3218-2498