三菱電機株式会社は、既設のさまざまな線種のメタル通信線を活用して、動画映像伝送など高品質なIP通信を実現する産業用メタル線IPモデム「MLCNET-G200シリーズ」2機種(親機・子機各1機種)を10月11日から発売します。
本製品は、10月4日から幕張メッセで開催されるCEATEC JAPAN2011 に出展します。
1. |
既設メタル通信線を使って映像伝送に使用可能な高速通信を実現
・ | 既設の電話線・同軸線・ツイストペア線などのメタル通信線を活用して動画映像伝送が可能 |
・ | 既設のメタル通信線をそのまま使えるため、新たな配線が不要で工事費削減が可能 |
・ | 通信を妨げるノイズを自動で検出して補正し、安定した通信品質を確保 |
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2. |
1対のメタル通信線で最大8台の子機接続を実現
・ | 1対Nのマルチドロップ接続により最大8台の子機※1が接続でき省配線化 |
・ | 子機※1を中継機として利用することにより10km程度※2の長距離伝送が可能 |
・ | 国際標準IEEE 1901のダイナミックポーリングTDMA方式採用によりデータが集中した場合でも確実に通信可能 |
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※1: |
対象機は「MLCNET-G200」 |
※2: |
心線径0.9mmメタル通信線の場合。メタル線の心線径、分岐接続の有無、敷設状態などで異なります。 |
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3. |
自社開発LSIにより機器を安定継続供給
・ | キーデバイスの専用通信用LSI「MAICOD」を自社開発し、機器を安定継続供給 |
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形名 |
子機接続可能台数 |
物理速度 |
無中継 伝送距離 |
販売価格 (税抜き) |
発売日 |
MLCNET−G200M(親機) |
8台 |
最大50Mbps※4 |
最大2.5km※5 |
48万円 |
10月11日 |
MLCNET−G200(子機) |
1台※3 |
24万円 |
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※3: |
設定により、中継機および1対1接続専用の親機としても使用できます。 |
※4: |
伝送距離0.5km以下、心線径0.9mmメタル通信線の場合での最大速度。 |
※5: |
心線径0.9mmメタル通信線の場合。 |
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