リリース全文（PDF：251KB）三菱電機株式会社は、産業用ロボット「MELFA」の新製品として、知能化機能を搭載し、より高速な動作を実現した垂直多関節型のRV-Fシリーズ10機種（可搬質量2kg2機種・4kg4機種・7kg4機種）を5月30日に発売します。
RV-7F
新製品の特長
- 軸数が多い垂直多関節型に知能化機能を搭載し、より複雑な組立作業が可能
- ・干渉回避機能※1の搭載により、限られたスペースに複数台設置してもロボット同士の衝突を自動的に防止
- ・相互の位置を把握する協調制御※1の搭載で、ロボット同士が協調して長尺物・重量物を搬送
- ・力覚センサー（オプション）との組み合わせにより手先の力を制御でき、高精度な勘合作業・組付け作業など複雑な作業が容易に
- ※1：コントローラーが「iQ Platform」タイプのみ対応
- より高速な動作を実現し、生産性を向上
- ・出力を向上させた自社製モーターと高剛性アームの採用および駆動制御技術の向上で、より高速な動作を実現し、位置決め時間を短縮
- ・サイクルタイムは0.36秒と従来比41％短縮※2
- ※2：負荷1kg 水平300ｍｍ、上下25mmの往復動作で当社製「RV-4F」と「RV-3S」を比較した場合
- 動作範囲を拡大し、使いやすさも向上
- ・旋回する軸の動作範囲の大幅な拡大とアームのスリム化で、ロボット全周への作業が可能
- ・ロボットのハンドケーブルを内装したことで、周辺とのケーブルのからまりを防止
発売の概要
| 製品名 | 型式 | コントローラータイプ | 形名 （10機種） |
仕様別標準価格（税抜き） | 発売日 | 販売目標 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 標準 | クリーン | オイルミスト | ||||||
| RV-F シリーズ |
RV-2F | iQ Platform | RV-2F-Q | 180万円 | − | − | 5月30日 | 2012年度 3,000台 |
| スタンドアロン | RV-2F-D | |||||||
| RV-4F | iQ Platform | RV-４F-Q | 230万円 | 275万円 | 240万円 | |||
| スタンドアロン | RV-4F-D | |||||||
| RV-4FL | iQ Platform | RV-４FL-Q | 240万円 | 290万円 | 250万円 | |||
| スタンドアロン | RV-4FL-D | |||||||
| RV-7F | iQ Platform | RV-7F-Q | 285万円 | 330万円 | 295万円 | |||
| スタンドアロン | RV-7F-D | |||||||
| RV-7FL | iQ Platform | RV-7FL-Q | 300万円 | 350万円 | 310万円 | |||
| スタンドアロン | RV-7FL-D | |||||||
お問い合わせ先
三菱電機株式会社 機器計画部 サーボ・ロボットシステムグループ
TEL: (03)3218-6615 FAX: (03)3218-6823
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