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ニュースリリース

テキスト版

掲載のデータは発表当時のものです。価格・仕様について変更する場合もございます。

2012年6月21日
FA No.1208

ファイバーレーザー発振器を三菱レーザー加工機に初搭載

三菱ファイバー二次元レーザー加工機「ML3015NX-F」発売のお知らせ

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 三菱電機株式会社は、レーザー加工機「MELLASER」の新製品として、高生産性・高効率・高品質を実現できるファイバーレーザー発振器を搭載したファイバー二次元レーザー加工機「ML3015NX-F」を7月2日に発売します。これにより、炭酸ガスレーザー加工機をはじめとするレーザー加工機のラインアップ拡充を図ります。

新製品の特長

  1. 新制御方式と集光性の良いビームにより加工時間を短縮
    • ビームのオン・オフを軸移動にあわせ高速同期させる新制御方式により、軸移動の停止時間をなくし、生産性向上に貢献
    • 集光性の良いファイバーレーザーのビーム特性により、薄板の加工で炭酸ガスレーザーと比べて約3倍※1の加工速度を達成
    • バーコードを用いた加工情報読み込みと加工開始指示の2アクションで加工を開始※2
    • 加工位置合わせ用カメラの標準装備により、加工開始までの段取り作業を容易化
    • ※1:当社炭酸ガス二次元レーザー加工機「ML3015NX-45CF-R」との比較。ステンレス材1mm加工時の場合
    • ※2:当社炭酸ガス二次元レーザー加工機「eXシリーズ」から採用
  2. ファイバーレーザー発振器・低損失の駆動機器の搭載により消費電力を低減
    • 発振効率に優れた※3ファイバーレーザー発振器と低損失の駆動機器の搭載により、消費電力を低減し、ランニングコストを最大70%削減※4
    • ecoモード※5の搭載により、待機時の消費電力を最大70%削減※6
    • ※3:投入電力に対するレーザーの発振出力について、当社製炭酸ガスレーザー発振器との比較
    • ※4:当社炭酸ガス二次元レーザー加工機「ML3015NX-45CF-R」で当社指定形状を加工した場合の比較
    • ※5:停止時に段階的に各機能を停止させる機能。当社炭酸ガス二次元レーザー加工機「eXシリーズ」から採用
    • ※6:ecoモード未使用時との比較
  3. レーザー出力コントロールと専用加工ヘッド搭載により高品質加工を実現
    • マイコンでの加工出力の制御により、レーザー出力を高速に安定させることで、高速加工時の加工材料の裏面に発生するドロス(付着物)を低減
    • 加工ヘッドの新規開発による軽量化と、高速加工時でも軌跡を正確に描く新軌跡制御の採用により、高速加工時に発生する振動を抑制し、精度の高い加工を実現

発売の概要

製品名 形名 標準価格(税込み) 受注開始 生産台数
ファイバー二次元レーザー加工機 ML3015NX-F 1億4700万円 7月2日 年間30台
お問い合わせ先
三菱電機株式会社 産業メカトロニクス事業部 メカトロ事業推進部

TEL: (03)3218-6560 FAX: (03)3218-6822

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