三菱電機株式会社と三菱電機ビルテクノサービス株式会社は、三菱オーダーメード・エレベーター「NEXCUBE(ネクスキューブ)」の省エネ運転機能を強化する新オプションを7月4日に発売します。
三菱ビル設備オープン統合システム「Facima BA-system(ファシーマ・ビー・エー・システム)」との連携により、ビル全体の電力使用ピーク時間帯にエレベーターの消費電力量を最大20%削減※1します。
- ※1:エレベーター6台・20階床の一般的なオフィスビルで、ビル全体の消費電力量がピークとなる13時〜16時のエレベーターに対するシミュレーション結果。
新オプションの特長
- ビルの消費電力量の監視により、エレベーターを省エネ運転
- ・「Facima BA-system」との連携により、ビル全体の消費電力が設定値を上回ると予測された場合、エレベーターに省エネ運転を指令
- ・指令により、運転モードを“デマンド制御モード”へ切り替え※2
- ・“デマンド制御モード”運転時でも、平均待ち時間の増加は、4秒程度に抑制
- ※2:運転モード切り替えは、PC式昇降機監視盤「MITEMAS(ミテマス)」からも可能
- 設置済みエレベーターにも適用可能
- ・新規設置予定のエレベーターだけでなく、設置済みのエレベーターにも適用可能であり、利用中のビルの節電対策の一つとして導入が可能
発売の概要
オプション名 | 適応対象製品 | 希望小売価格 | 発売日 |
---|---|---|---|
省電力運転 (デマンド制御) |
オーダーメード・エレベーター 『NEXCUBE』 ΣAI-2200C |
個別見積り | 7月4日 |
お問い合わせ先
三菱電機株式会社 ビル事業部 ビル計画部
TEL: (03)3218-4510 FAX: (03)3218-4667