三菱電機株式会社は、運行管理・電力管理などの鉄道地上系システム事業の拡大に対応して、神戸製作所(兵庫県神戸市)に新工場を建設し、2012年10月1日から稼働開始しましたのでお知らせします。
鉄道地上系システム新工場 外観
新工場の概要
所在地 | 三菱電機株式会社神戸製作所
(兵庫県神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番2号)敷地内 |
建屋概要 | 延べ床面積約8,744㎡ 鉄骨造5階建 |
主な用途 | 生産・試験エリア、設計エリア |
主な製品 | 鉄道地上系システム (運行管理システム、電力管理システム、設備・防災監視システム、 受変電システム、有線ネットワーク製品他) |
竣工日 | 2012年9月3日 |
稼働開始日 | 2012年10月1日 |
投資金額 | 約20.8億円 |
環境・省エネ対策 | ・全館LED照明 ・高効率空調システム ・太陽光発電システム(発電容量100kW) ※2012年11月設置完了予定 |
背景
鉄道地上系システム事業分野では、環境や省エネルギーに対応したエネルギーマネジメントシステム関連や、運行情報等の乗客への提供などの顧客サービス向上に向けた情報システム関連の投資拡大が見込まれております。当社は、鉄道地上系システムのエンジニアリング力強化などにより、2015年度鉄道事業売上高2,300億円達成に向けて事業規模拡大を図ります。
新工場建設の狙い
鉄道地上系システムのエンジニアリング力強化
- 1.従来、伊丹製作所、長崎製作所、神戸製作所の3拠点で製作していた鉄道地上系システムを神戸製作所に集約し、開発・生産力を強化
- 2.豊富な納入実績のある公共・電力分野で培った技術とのシナジー効果により、省エネルギー防災など多様化する社会ニーズに対応した鉄道地上系システムの提案力を強化
- 3.システム品質のさらなる向上を目的とした試験検証機能の強化