三菱電機株式会社は、中国における放電加工機・レーザー加工機・数値制御装置(以下CNC)などの産業メカトロニクス製品のアフターサービス体制強化の一環として、サービス部品(保守部品・消耗品)の調達・修理・販売を行う新会社を設立し、2012年10月から営業を開始しました。
新会社は、2015年度に売上高15億円を目指します。
新会社設立の狙い
中国では、現地での需要増加と日本・台湾・韓国企業等の進出に伴い、放電加工機・レーザー加工機・CNC工作機械の設置台数が増加しており、今後アフターサービス対象台数の大幅な増加が見込まれています。
今回、アフターサービス機能強化にあたり、日本国内のサービス会社(菱電工機エンジニアリング株式会社)にて蓄積されたサービスノウハウを中国に水平展開すべく、菱電工機技術(大連)有限公司を設立し、中国内での部品修理機能を実現するとともに、サービス部品の現地調達を拡大・迅速化することによりアフターサービス体制強化を図り、更なる顧客満足度の向上を目指します。
また、新会社は中国生産品用保守部品のグローバル供給拠点としても活用します。
新会社の概要
会社名 | 菱電工機技術(大連)有限公司 |
代表者 | 木全 忠司 |
所在地 | 中華人民共和国 遼寧省 大連市(三菱電機大連機器有限公司敷地内) |
出資比率 | 三菱電機株式会社:10%、三菱電機(中国)有限公司:10%、 三菱電機自動化(中国)有限公司:10%、菱電工機エンジニアリング株式会社:70% |
資本金 | 30百万元(約3.7億円) |
設立、営業開始 | 2012年7月、同年10月 |
従業員数 | 約20名(〜2013年1月) |
事業内容 | 産業メカトロニクス製品のサービス部品(保守部品・消耗品)の調達・修理・販売 |
菱電工機エンジニアリング株式会社の概要
代表者 | 大泉 敏郎 |
設立、所在地 | 1979年8月、名古屋市東区大幸南一丁目1番9号 |
出資比率 | 三菱電機株式会社:100% |
資本金 | 3億円 |
事業内容 | 工作機械用電機品、放電加工機、レーザー加工機、自動化システム、他周辺機器の据付、 調整、点検、修理、保守、製作並びに販売 |
お問い合わせ先
三菱電機株式会社 産業メカトロニクス事業部 産業メカトロニクス計画部
TEL: (03)3218-6540 FAX: (03)3218-6822