三菱電機株式会社は、産業用モーターなどの電源のオン・オフを行う電磁開閉器の新製品として、小型化と安全性・作業性を向上した「MS-Tシリーズ」を2012年10月26日に発売します。
新製品の特長
- 小型化により配電盤内の設置スペースの有効利用に貢献
- ・内部構造の最適化により、電磁接触器部分の横幅寸法を縮減
例)フレームサイズ※111A品では従来比約16%減の36mm - ・電磁接触器部分の横幅寸法縮小により、電磁開閉器全体での小型化を実現
例)フレームサイズ※120A品(補助2極)では従来比約29%減の45mm
- ※1:定格電流の最大容量
- ・内部構造の最適化により、電磁接触器部分の横幅寸法を縮減
- メンテナンス時の安全性と取り付け配線時の作業性を向上
- ・メンテナンス時に指が直接端子に触れない端子カバーを標準装備し、作業者の安全を確保
- ・配線合理化端子(オプション)の採用により、素線・圧着端子を端子部に差しこみ、ネジを締めるだけで配線。配線前の端子ネジを緩める作業が不要
- 機種選択の容易化
- ・オン・オフの指令を伝える「操作コイル」の電圧適用範囲の拡大により、現行の14種類から7種類に集約し、発注時の機種選択を容易化
発売の概要
製品名 | 形名 | 希望小売価格 (税抜き) |
発売日 | 生産目標 |
電磁開閉器「MS-Tシリーズ」 | MSO-T10〜25 | 5,630〜15,570円 | 10月26日 | 2013年度 70万台 |
お問い合わせ先
三菱電機株式会社 機器事業部 機器計画部 配電制御・省エネグループ
TEL: (03)3218-6620 FAX: (03)3218-6823