三菱電機株式会社は、ワイヤ放電加工機の新シリーズとして、3次元CADデータ対応の「ADVANCE制御装置」を搭載し、生産性向上と消費電力削減を実現した水加工液仕様の高精度ワイヤ放電加工機「PA ADVANCE シリーズ」3機種を2012年11月1日に発売します。
新製品の特長
- ADVANCE制御装置の搭載で生産性向上・消費電力削減
- ・3次元CADデータを読み込め、加工プログラムを容易に作成できることから、加工前の作業時間を短縮
- ・加工中の放電状態の変化を素早く制御することにより、精度・加工速度が得にくかったコーナー部や真円の加工での高精度化と高速化を実現
- ・省電力モードとの連携により、作業の開始・終了に合わせて自動で電力量を制御することで、電力消費量を最大18%削減※1
- ※1:当社従来機PAシリーズを使用した際の当社指定加工時での比較
- 熱影響防止機能を取り入れた機械構造体により高精度加工を実現
- ・熱源となる電源盤・制御盤・加工液ポンプを機械本体から遮断し、さらに、機械内部に水冷システムを搭載することにより、精密加工の妨げとなる本体への熱影響を防止
発売の概要
製品名 | 型名 | 各軸移動量 (X×Y×Z)[mm] |
標準価格 (税抜き) |
発売日 | 販売目標 |
ワイヤ 放電加工機 |
PA05S ADVANCE | 220×150×150 | 3,500万円 | 11月1日 | 2013年度 50台 |
PA10 ADVANCE | 300×200×150 | 3,500万円 | |||
PA20 ADVANCE | 500×350×300 | 3,350万円 |
お問い合わせ先
三菱電機株式会社 産業メカトロニクス事業部 メカトロ事業推進部
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