三菱電機株式会社は、生産設備の開発から保守までのトータルコスト削減に貢献する新コンセプト、センサーソリューション「iQ Sensor Solution」を11月5日に展開開始します。「iQ Sensor Solution」により、当社シーケンサーと産業用センサーの接続・調整が簡単になります。
第一弾として株式会社エニイワイヤ製AnyWireASLINKとの連携を開始します。
新コンセプトの狙い
製造ラインで多く使用されている産業用センサーの高機能化にともない、センサーが壊れる前の予防保全への取り組みが求められています。そのためには、センサーとシーケンサーを接続して情報を収集・調整することが必要ですが、これまではセンサーごとに設定ツールが異なるため、手間がかかっていました。
当社は今回、当社シーケンサー(MELSEC)に接続したエンジニアリングツール(GX Works2)だけで簡単にセンサーの接続・調整を実現する新コンセプト「iQ Sensor Solution」を展開開始します。今後、パートナーセンサーメーカーとの連携により接続できるセンサーを増やし、生産設備のトータルコスト削減に貢献します。
新コンセプトの特長
- 1つの設定ツールで複数の産業用センサーを一括管理
- ・立上げ・モニター・パラメーター設定が簡単にでき、作業者の作業負荷を軽減
- ・GX Works2がセンサーを自動認識し、センサーの状態やエラーを一括把握
- ・製造現場のプログラマブル表示器でもセンサーの状態を把握
- パートナーセンサーメーカーと連携し、豊富な種類のセンサーに対応
- ・株式会社エニイワイヤを皮切りに、パナソニックデバイスSUNX株式会社、コグネックス株式会社※1、オプテックス・エフエー株式会社※1と連携し、豊富な種類のセンサーに対応
- ※1:次バージョン以降の対応
お問い合わせ先
三菱電機株式会社 機器計画部
TEL: (03)3218-6610 FAX: (03)3218-6823