三菱電機株式会社は、福山製作所(広島県福山市)にスマートメーターの生産棟を投資額約10億円で新たに建設します。2013年1月から順次稼働を開始し、スマートメーターの生産体制の整備を図ってまいります。
生産棟のイメージ図
生産棟の特長と概要
- 省エネモデル工場実現により、環境負荷を軽減
- ・屋根・壁面の断熱性を向上させ、LED照明、外気処理空調機器などの高効率機器を導入
- ・空調・照明・換気扇の電力量や風量を117点で計測する各種省エネ支援機器とエネルギー管理システムを導入(EcoServerⅢ、E-Energy、EcoMonitorProなど)
- ・生産設備にはシーケンサ対応電力計測ユニットを備えた「e&eco-F@ctory」を導入予定
- 一貫生産体制により短納期で製品を供給
- ・部品投入からキーパーツ及び製品組立・出荷までを一貫生産
- ・高品質な電子部品対応のための防塵機能向上
所在地 | 広島県福山市緑町1番8号(福山製作所内) |
建築面積 | 約1,000㎡(延床面積 約4,200㎡) |
構造 | S造(鉄骨)、地上4階建 |
主な生産品目 | 電子式電力量計(スマートメーター) |
竣工 | 2012年12月19日 |
稼働開始時期 | 2013年1月から順次稼働 |
投資額 | 約10億円(建屋分) |
背景と狙い
オフィスや家庭などの電力消費量の随時把握による電力の需給調整と検針業務の効率化に貢献する電流制限機能と通信機能を持つスマートメーターの導入が、東日本大震災の影響による電力供給不足から、各電力会社やマンションの高圧一括受電システム事業者にて加速しています。
当社は、福山製作所に新たに生産棟を建設し、高品質スマートメーターの短納期供給体制の整備を図っていきます。