三菱電機株式会社は、スマートハウス関連事業に本格的に参入します。
住宅のトータルエネルギーマネジメントによる省エネと快適性を両立する「三菱HEMS」の発売とこれに接続可能な7製品のラインアップによるスマート関連製品群の展開を皮切りに、次年度以降、エネルギー自立化や温度バリアフリーの実現に向けた製品群を順次市場投入します。
新たなスマートハウスソリューションの提案活動推進により、2015年度に「三菱HEMS」および関連機器の売上300億円を目指します。
スマートハウス関連事業参入の狙い
国内においては、ハウスメーカーの積極的なスマートハウス展開に加え、自治体や政府によるスマートシティ構想の進展や電気料金の上昇などを受け、HEMS※1によりエネルギーの効率的な活用を行うスマートハウスの普及拡大が見込まれます。
当社は、昨年発表した「SMART QUALITY」コンセプト具現化として、12月に発売する「三菱HEMS」とこれに接続可能な家電・住宅設備機器の一斉ラインアップにより、スマートハウス関連事業に本格参入します。
また、2011年5月に建設した「大船スマートハウス」において、当社がこれまで進めてきた実証実験から得られた住宅のエネルギーマネジメントおよびライフマネジメントに関するデータを活用した各種ソリューションを次年度以降順次製品化し、エネルギー自立化をはじめ安心と快適な生活を実現するスマートハウスソリューションを提供してまいります。
当社は、昨年発表した「SMART QUALITY」コンセプト具現化として、12月に発売する「三菱HEMS」とこれに接続可能な家電・住宅設備機器の一斉ラインアップにより、スマートハウス関連事業に本格参入します。
また、2011年5月に建設した「大船スマートハウス」において、当社がこれまで進めてきた実証実験から得られた住宅のエネルギーマネジメントおよびライフマネジメントに関するデータを活用した各種ソリューションを次年度以降順次製品化し、エネルギー自立化をはじめ安心と快適な生活を実現するスマートハウスソリューションを提供してまいります。
- ※1:Home Energy Management System
事業戦略
- 「三菱HEMS」とHEMS対応製品群ラインアップによるスマートハウスの実現
- ・「三菱HEMS」の発売と同時に、業界最多※2となる対応7製品(ルームエアコン、エコキュート、IHクッキングヒーター、換気システム※3、ヒートポンプ式温水暖房システム※3、液晶テレビ※3、冷蔵庫※3)を同時にラインアップし、順次拡大
- ・エネルギーマネジメントを強化するとともに、利便性・快適性の向上、さらに、安全・安心な生活を実現するライフマネジメントも備えたスマートハウスを実現
- ※2:ECHONET Liteで接続および制御できる機器において(2013年8月26日現在当社調べ)
- ※3:HEMSに対応した製品として業界初(2013年8月26日現在当社調べ)
- 次世代HEMS対応製品の開発加速
- ・エネルギーマネジメント強化の一環として、「大船スマートハウス」で実証実験を進めている「PV・EV連携パワコン」を2014年度に製品化し、エネルギー自立型住宅を実現
- ・ライフマネジメント向上の一環として、空調制御をさらに進化させた次世代空調システムを2014年度に製品化し、高齢化社会に適した温度バリアフリーを実現
- プロモーション活動の積極展開
- ・「三菱HEMS」によるスマートハウスでの暮らしを体験できる「大船スマートハウス」※4の2棟目を新たに建築し、取引先へのソリューション提案をさらに推進
- ・家庭電器事業部門のトータルコンセプト「SMART QUALITY」のイメージキャラクターである杏さんを起用したテレビCMの新規制作など、積極的なプロモーション活動を展開
- ※4:当社情報技術総合研究所内(神奈川県鎌倉市大船)のスマートハウス。一般公開は行っておりません。