三菱電機株式会社は、岐阜県恵那市の恵那テクノパーク地内に、鉄道車両用電機品を生産する新工場を建設します。2014年1月15日に恵那市等と立地協定を締結しました。2014年1月20日に岐阜県土地開発公社と土地売買契約を締結し、2014年2月着工、2014年11月完成、2015年4月に稼働開始予定です。これにより、さらなる交通システム事業の拡大を目指します。

新工場のイメージ
新工場建設の背景
当社は、主電動機や制御装置などの鉄道車両用電機品を兵庫県尼崎市にある伊丹製作所をマザー工場として海外4カ国でも生産し、グローバルに事業展開しています。伊丹製作所を含む当社尼崎地区は、工場敷地が狭あい化しており、今回、さらなる生産能力増強を図るため、岐阜県恵那市に伊丹製作所の分工場を建設します。恵那テクノパークは、敷地面積、交通の利便性の他、電気・水道のインフラ面などの諸条件が最適であり、また、隣接する中津川市にある中津川製作所をはじめ、当社中部地区既存工場の資材調達や人的な面での支援も見込めるため、同地内を新工場建設用地として選定しました。
新工場の概要
工場名 | 三菱電機伊丹製作所 恵那工場 |
場所 | 岐阜県恵那市三郷町佐々良木地内 (第3期恵那テクノパーク) |
取得用地 | 47,592㎡ |
建屋概要 | 延床面積19,943㎡ S造 3階建 |
主な用途 | 生産・製品試験ライン、事務所 |
主な製品 | 鉄道車両用電機品 |
着工予定 | 2014年2月 |
完成予定 | 2014年11月 |
稼働開始予定 | 2015年4月 |
投資金額 | 約75億円 |
従業員数 | 約100名(稼働開始時) |
環境対策 | ・LED照明全館適用 ・太陽光発電設備(将来予定) |