三菱電機株式会社は、日米で粒子線治療装置事業の事業体制を整備し、陽子・炭素イオン・陽子炭素共用の全てのタイプをグローバル展開します。
新体制により、海外顧客対応を強化するとともに、米国食品医薬局(FDA510k)認証の早期取得を目指します。三菱電機は、全タイプの粒子線治療装置で安定した臨床稼働実績を有する世界唯一のメーカーです。
MEPPI(米国ペンシルベニア州)
新体制の概要
・ | 三菱電機パワープロダクツ株式会社(米国ペンシルベニア州、以下MEPPI)に粒子線治療装置事業の専門部署PTS(Particle Therapy System)チームを設置。米国での販売を開始。 |
・ | 本社の原子力・医療システム事業部の先端・医療システム部に海外医療販売の海外医療システム課を新たに設置。米国PTSチームとも連携し、米国以外への販売を強化。 |
・ | 電力システム製作所(神戸市)にグローバル薬事プロジェクトグループを新たに設置。2013年設置の自社内検証用加速器の活用により、米国FDA 510k認証の早期取得を目指す。 |
他のグローバルでの取り組み
6月8日(日)〜14日(土)に中国・上海にて開催の「国際粒子線治療共同グループ(PTCOG)第53回年次総会」の当社企業ブースで炭素イオン線タイプ、陽子線タイプの模型を展示し、病院・研究機関の要望に応じた粒子線治療装置の提案を行います。
今後の予定
より高度な粒子線治療に適した装置や機能の開発に継続的に取り組むとともに、臨床機関の支援協力を得て、安心して使用できる粒子線治療装置を提供していきます。
お問い合わせ先
三菱電機株式会社
原子力・医療システム事業部 先端・医療システム部
原子力・医療システム事業部 先端・医療システム部
TEL: (03)3218-2466 FAX: (03)3218-9027