三菱電機株式会社は、ビル用マルチエアコンの室外機と組み合わせることにより、全熱交換換気・加湿(加温)・除湿(冷却)など総合的な外気処理を行う全熱交換形換気機器の業務用ロスナイ「外気処理ユニット」の新商品として、業界トップクラス※1の加湿量を実現した10機種を9月30日に発売します。
- ※1:2014年7月23日現在当社調べ。国内の天井埋込形加熱加湿付直膨タイプ業務用全熱交換形換気機器において
新商品の特長
- 「新加湿エレメント」採用により、業界トップクラスの加湿量を実現
- ・「新加湿エレメント」採用により、従来品比約1.2倍※2の加湿量を実現
- ・建築物衛生法(建築物における衛生的環境の確保に関する法律)の湿度管理基準※3を確保
- ・東京都の温湿度指導条件※4や国土交通省の定める建築設備設計基準で規定されている各都市の室内外温湿度条件で必要な加湿量を確保できるエリアを大幅に拡大
- ※2:従来品(LGH-N50/80/100RDF)と新商品(LGH-N50/80/100RDF2)の比較
- ※3:建築物衛生法では、3,000㎡以上の建物において、相対湿度は年間を通じて40%以上70%以下と規定
- ※4:東京都健康安全研究センター広域監視部建築物監視指導課発行「平成25年度 ビル衛生管理講習会資料」で規定されている条件(室外温度0℃、室外相対湿度50%、室内温度22℃、室内相対湿度50%)
- 多彩な省エネアシスト機能の追加により、省エネ効果を向上
- ・「スマート加湿モード」・「スマート除湿モード」機能搭載により、温湿度センサーで室外の温湿度や室内の湿度を検知して加湿・除湿能力の強弱を自動調整することで、消費電力を低減
- ・「スマート外気冷房」機能搭載により、温湿度センサーで室内外の温度とエンタルピー※5を検知して換気方法を自動で切り替えて冷房効果を向上
- ・別売のCO2センサー(PGL-100TGS)と組み合わせ、室内のCO2濃度に応じて換気風量を自動制御
- ※5:空気中の温度と湿度が保有する各エネルギー量の総和
- ラインアップ増加により、高顕熱システムの採用機会を拡大
- ・高顕熱仕様のビル用マルチエアコンの室外機と組み合わせる高顕熱システムにより、室内の温度と湿度に応じた最適な空調運転を行い、快適性と省エネを実現
- ・ラインアップを従来の5機種から10機種に拡大したことに加え、組み合わせるビル用マルチエアコン室外機の対象機種※6増加により、高顕熱システムの採用機会を拡大
- ※6:ビル用マルチエアコン「シティマルチR2 GR」(従来機種LGH-N50/80/100RDFは本製品のみ接続可能)に加え、9月から「グランマルチ」、「シティマルチY GR」高顕熱仕様に対応予定(全て受注対応)
発売の概要
商品名 | 代表形名 | 風量 (㎥/h) |
希望小売価格 (税別) |
発売日 | 年間 生産台数 |
業務用ロスナイ 外気処理ユニット |
LGH-N50〜 100RDF2(-50/-60) |
500〜1000 | オープン | 9月30日 | 3,000台 |
お問い合わせ先
三菱電機株式会社 中津川製作所 営業部 冷熱・機器営業課
TEL: (0573)66-8217 FAX: (0573)66-5659