三菱電機株式会社は、中国の昇降機製造拠点である三菱電機上海機電電梯有限公司(以下、MESE社)に新たに2つの工場を建設し、年間生産能力を現在の1万台から2万台に増強を図ります。あわせて、中国向けエレベーターの開発力強化を図り、最大の昇降機市場である中国の現地ニーズにいち早く対応します。
工場完成時の外観イメージ
新工場の概要
第3工場 | 第4工場 | |
稼働時期 | 2014年7月 | 2015年7月 |
構造 | 鉄骨造1階建 | 工場部:鉄骨造1階建 事務所・試験エリア:鉄骨造3階建 |
建築面積 | 約6,300㎡ | 約25,500㎡ |
投資額 | 40百万元(約6億円)※ | 90百万元(約14億円)※ |
用途 | エレベーター機器(乗場機器等)の製造 | エレベーター機器(機械品等)の製造、 開発・設計・評価試験 |
- ※ 建屋以外の付帯工事や設備の導入費用含む
工場建設の狙い
中国の昇降機市場規模は年間需要50万台で、世界の6割を占める最大市場です。近年では、中国の都市開発化は沿海部から内陸部にも及んでいることから、今後も緩やかな増加が見込まれています。
当社は、中国向けエレベーター・エスカレーターの開発・製造拠点として、上海に、上海三菱電梯有限公司(1987年設立。以下、SMEC社※1)とMESE社※2(2002年設立)の2社を構えています。SMEC社は普及型の製品を、MESE社は高級志向の「MAXIEZ」シリーズをそれぞれ中国全土に供給しています。
当社は今回、中国における昇降機需要のさらなる拡大に対応し、高速エレベーター中国国産化等による競争力強化に向けて、MESE社に2つの工場を建設します。製造エリアの拡充と最新設備の導入により、現在の2倍となる2万台生産体制の構築を図っていきます。
また、開発・設計・評価試験エリアの拡充により、現地ニーズにいち早く応えるための開発スピードの向上と生産体制の整備を図ることで、最大市場中国における安全・安心、品質、快適性、技術などを含めた総合力のさらなる向上を目指します。
当社は、中国向けエレベーター・エスカレーターの開発・製造拠点として、上海に、上海三菱電梯有限公司(1987年設立。以下、SMEC社※1)とMESE社※2(2002年設立)の2社を構えています。SMEC社は普及型の製品を、MESE社は高級志向の「MAXIEZ」シリーズをそれぞれ中国全土に供給しています。
当社は今回、中国における昇降機需要のさらなる拡大に対応し、高速エレベーター中国国産化等による競争力強化に向けて、MESE社に2つの工場を建設します。製造エリアの拡充と最新設備の導入により、現在の2倍となる2万台生産体制の構築を図っていきます。
また、開発・設計・評価試験エリアの拡充により、現地ニーズにいち早く応えるための開発スピードの向上と生産体制の整備を図ることで、最大市場中国における安全・安心、品質、快適性、技術などを含めた総合力のさらなる向上を目指します。
- ※1:Shanghai Mitsubishi Elevator Co., Ltd.
- ※2:Mitsubishi Electric Shanghai Electric Elevator Co.,Ltd.
お問い合わせ先
三菱電機株式会社 ビルシステム海外事業部
TEL: (03)-3218-3583 FAX: (03)-3218-2758