三菱電機株式会社は、ワイヤ放電加工機の新製品として、航空機・自動車・精密電子部品など向けの長尺化・高精密化した大型金型の加工に適した「MP4800」を10月30日に発売します。
本製品は、「JIMTOF2014(第27回日本国際工作機械見本市)」(10月30日〜11月4日、於:東京ビッグサイト)に出展します。
-新製品の特長
- 高精度・高剛性な機械構造体の採用により、金型の長尺化・高精密化に対応
- ・高剛性ベッド構造の採用により、高精度加工を実現
- ・超高精度な直動ガイドの搭載および直動ガイド取り付け面の機械加工精度向上により、高精度な軸送りが可能となり、生産性の高い長尺の高精度大型金型加工に対応
- ・「水冷サーマルバスター」と「熱変位補正システム」の採用により、上下ノズルの相対変位を抑制することで長時間の高精度加工を実現
- 三面昇降加工槽搭載による作業効率の向上
- ・三面昇降加工槽の大型機への搭載により、加工ワークの位置を三方向から確認でき、大型ワークの段取り作業性を向上
- ・加工槽が加工位置である定盤上面に対して約60mm降下するため、ハンドリフターを用いるワーク搬入出時の定盤接近性を向上
- ・機械側面のスペースを有効利用した自動化システムに対応可能
- 高精度位置決め機能の搭載により、テーパ加工精度を向上
- ・「高精度テーパ※1諸元出し※2機能」の搭載により、テーパ加工の精度を向上
- ※1:ワイヤ傾斜角度
- ※2:加工時のワイヤ傾斜角度の誤差を補正
発売の概要
製品名 | 形名 | 標準価格 (税抜き) |
発売日 | 販売目標 |
ワイヤ放電加工機 | MP4800 | 4,000万円 | 10月30日 | 2014年度 30台 |
お問い合わせ先
三菱電機株式会社 産業メカトロニクス事業部 メカトロ事業推進部
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