ここから本文

ニュースリリース

テキスト版

掲載のデータは発表当時のものです。価格・仕様について変更する場合もございます。

2015年7月6日
電力No.1503

真空バルブ国内生産の最大規模達成による販売展開強化

三菱電機 真空バルブの生産50周年で累計生産400万本達成

印刷用ページへ

 三菱電機株式会社は、主に当社製の真空遮断器や真空負荷開閉器などに組み込まれる電気を遮断・通電するキーパーツである真空バルブが、1965年に生産開始以来、50周年を迎えた本年6月に累計生産400万本を達成しましたのでお知らせします。これを契機に、真空バルブ単品での販売を、海外市場含め強化してまいります。

三菱真空バルブ外観

三菱真空バルブ外観

真空バルブの概要

 当社の真空バルブは、温暖化係数の高い絶縁ガスを使用せず、真空空間内で電気を遮断・通電する環境に配慮した製品で、軽量コンパクト・高信頼性・豊富なラインアップが特長です。1965年に京都製作所(京都府長岡京市)で製品化、1966年に通信機製作所(兵庫県尼崎市)へ移管・本格生産開始、そして1990年に受配電システム製作所(香川県丸亀市、旧丸亀製作所)に移管しました。年間の生産本数は、国内ではトップ、世界では第7位で、生産50周年を迎えた2015年6月に累計生産400万本を達成しました。
 これを契機に、現在約8割が当社製の真空遮断器などに組み込まれ、約2割にとどまっている単品販売を、海外市場を含め拡大してまいります。
 また、遮断器や配電盤を製作する工場として1979年に設立された受配電システム製作所は、2014年3月に遮断器累計生産100万台を達成しています。
  • ※:2015年7月6日現在、当社調べ

真空バルブ累計生産400万本までの歩み

1962年 研究開発部門で真空バルブの基礎研究を開始
1965年 6.6kV真空バルブを京都製作所(京都府長岡京市)で製品化
1966年 生産拠点を通信機製作所(兵庫県尼崎市)に移管・本格生産開始
1970年 36kV真空バルブを生産開始
1979年 受配電システム製作所(旧:丸亀製作所)設立
1985年 累計生産50万本達成
1990年 生産拠点を受配電システム製作所(旧:丸亀製作所)に移管 累計生産100万本達成
1996年 72/84kV真空バルブを生産開始
1999年 累計生産200万本達成
2008年 累計生産300万本達成
2015年 生産50周年・累計生産400万本達成

PDF形式のデータをご覧いただくには、アドビシステムズ社のAcrobat Reader(無料配布)が必要です。導入されていない方は左のアイコンをクリックして、Adobe Systemsのホームページからダウンロードしてください。なお、ダウンロード及びインストールに関するお問い合わせは、アドビシステムズまでお願いいたします。