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ニュースリリース

テキスト版

掲載のデータは発表当時のものです。価格・仕様について変更する場合もございます。

2015年8月4日
社会No.1513

国内初、駅自由連絡通路等の防災拠点への安定した電力供給に貢献

川内駅向けエネルギーシステム整備工事 受注のお知らせ

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 三菱電機株式会社は、鹿児島県薩摩川内市から「川内駅次世代エネルギー導入事業」であるエネルギーシステム整備工事を設計・施工一括方式で受注しましたのでお知らせします。薩摩川内市は、国内で初めて自治体所有の駅自由連絡通路等の防災拠点化を目指しており、当社は今回、エネルギーマネジメントシステム(以下EMS)を活用して再生可能エネルギー(太陽光発電・風力発電)などを統合することで、非常時の防災拠点への安定した電力供給等に貢献します。完成は2015年12月を予定しています。

川内駅東西自由連絡通路

川内駅東西自由連絡通路

川内駅構内イメージ

川内駅構内イメージ

納入設備の特長

  1. EMSを活用し、最適な電力供給を実現
    • EMS(三菱電機スマートコミュニティシステム「MELSmart®」)を活用し、駅前広場等に設置される再生可能エネルギー(太陽光発電、風力発電)などを統合
    • 複雑な計算が不要で、誰でも分かりやすい操作と表示で電力供給の監視・計画・運用を支援
    • 電力供給計画シミュレーション画面では、天候により大きく変動する太陽光発電の発電量を天気予報から参照して自動的に入力設定が可能
    • 平常時には、ピークカット運用※1 により、CO2や電力料金の削減に貢献
    • ※1:電力料金が安価な夜間時には蓄電池へ充電しておき、料金が比較的高い昼間には、再生可能エネルギーや蓄電池に充電しておいた電力を使用することで、商用からの使用電力量を減らし、基本料金を下げる運用
  2. 非常時には、防災拠点の継続運用を支援
    • 平常時に非常時の防災拠点のBCP※2 立案を支援
    • 非常時には、自立分散電源の供給負荷および発電状況から、電力供給可能時間を算出
    • 算出された電力供給可能時間を自治体職員や市民に情報提供し、非常時の防災拠点の継続運用を支援
    • ※2:Business Continuity Plan:災害や事故等が発生し操業度が一時的に低下した場合でも、できるだけ早期に操業度を回復させることで事業所の損失を最小限に抑え、発生後でも事業を継続させるための計画

納入設備の概要

導入設備 主な仕様・容量など
エネルギーマネジメントシステム(EMS) 三菱電機スマートコミュニティシステム「MELSmart®
各設備のエネルギー供給計画、シミュレーション機能等、
電力データ収集装置、電力量計
太陽光発電システム 単結晶シリコン・30キロワット
風力発電システム 5キロワット
蓄電池システム リチウムイオン蓄電池・40キロワット時相当
LED照明 高効率・長寿命LEDほか

お客様からのお問い合わせ先

三菱電機株式会社 九州支社 社会システム部

〒810-8686 福岡県福岡市中央区天神二丁目12番1号 

TEL 092-721-2176 FAX 092-721-2209

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