三菱電機株式会社は、技術力を結集し近未来のクルマに求められる安全と快適を実現する予防安全(自動運転)コンセプトカー「EMIRAI3 xAUTO(イーミライスリーエックスオート)」を開発しました。本コンセプトカーは「東京モーターショー2015」(10月29日〜11月8日、於:東京ビッグサイト)に出展します。
EMIRAI3 xAUTO
開発の経緯
当社は今回、「大切にしたいのは、どんな時でも人を想うこと」のテーマのもと、当社の技術力を結集した「あなたを想う三菱電機の予防安全技術『Diamond Safety』」の搭載により、近未来のクルマに求められる安全と快適を実現し、実際に走行できる自動運転コンセプトカー「EMIRAI3 xAUTO」を開発しました。
自動運転を支える高度な予防安全技術
当社技術力を結集した高度な予防安全技術により、以下3点の安全・快適な自動運転を2020年以降に実現していき
ます。
ます。
- ・高品位センシングによる車両周辺把握と行動予測・リスクマップをあわせた人工知能技術により、車両周辺環境の把握と最適な判断で安全な自動運転を実現
- ・準天頂衛星活用による高精度測位と高精細な3次元地図による高精度な位置把握および路車・車車連携通信技術による車外の周辺情報活用により、安全な自動運転を実現
- ・高精度車両運動制御技術により、スムーズで安定した快適な自動運転を実現
予防安全技術の展開例
- リモコン式自動駐車
- ・周辺監視・駐車区画認識・車両誘導技術により駐車に関わる動作を全て自動化し、狭い場所でもリモコンによる快適で安全な自動駐車を実現
- 夜間対応自動ブレーキシステム
- ・ミリ波レーダーの物体識別と高度なセンサー統合技術による高精度な夜間歩行者検知や遠赤外線カメラ技術による遠距離からの夜間動物検知により、安全性が高い衝突回避を実現
- 自動車線維持システム
- ・車線維持制御技術と全車速対応車間維持制御技術により、車線の白線を安定的に検知し白線が見えにくい渋滞時には前車に自動で追従しドライバーに違和感のない安定した運転を実現
- 路車・車車連携通信を活用した合流支援
- ・路車・車車連携通信を活用した合流支援技術により、道路状況や他車状況に応じてドライバーへの情報通知や自動減速を行い本線への安全な合流を支援
開発担当
三菱電機株式会社 自動車機器開発センター
〒670-8677 兵庫県姫路市千代田町840番地
TEL 079-293-1251(大代表) FAX 079-298-7348
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