三菱電機株式会社は、国内住宅用の太陽電池モジュールの新商品として、高出力の新型太陽電池セル(以下セル)と屋根の形にあわせた多様な形状の組み合わせで大容量の発電を実現する単結晶無鉛はんだ太陽電池モジュール「マルチルーフ®」245Wシリーズ6機種を6月20日に発売します。本商品は「スマートグリッドEXPO2016」(3月2日〜3月4日、於:東京ビッグサイト)に出展します。
新商品の特長
- 新構造の導入と面積を拡大した新型セル採用により、245Wの高出力を実現
- ・セル内で発生する電子の不活性化を抑えるPERC(Passivated Emitter and Rear Cell)構造とセル内の抵抗損失を減らすSE(Selective Emitter)構造を導入
- ・セルの一辺の長さを0.75mm大きくし、セル1枚あたりの面積を拡大(従来比約2.2%※1 )
- ・長方形モジュールで、公称最大出力245Wの高出力を実現(従来品比15W向上※1 )
- ※1:PV-MA2300L(2015年度モデル)との比較
- 多形状モジュールと業界トップのパワーコンディショナで発電容量を拡大
- ・従来から採用している6種類の形状のラインアップにより、さまざまな屋根において無駄無く太陽電池モジュールを設置可能
- ・業界トップの電力変換効率98%※2 の当社パワーコンディショナとの組み合わせにより、電力変換ロスを抑制し、太陽電池モジュールの高出力を最大限に利用
- ※2:2016年2月29日現在、当社調べ。国内住宅用パワーコンディショナの発売中の製品において、当社「PV-PN44KX2」のJIS C 8961で規定する定格負荷効率(電力変換効率)
- 太陽電池モジュール出力を25年間保証
- ・厳しい品質評価基準による製品設計と、設計仕様を維持する厳しい品質管理により、製品の耐久性を担保し、モジュール出力の25年間保証※3(無料)を245Wシリーズにも適用
- ※3:25年保証の適用は「マルチルーフ®」230Wシリーズから開始
発売の概要
商品名 | 太陽電池 モジュール形状 |
形名 | 希望小売 価格 (税抜き) |
公称 最大 出力 |
発売日 |
「マルチルーフ®」 245Wシリーズ |
長方形 | PV-MA2450M | 102,900円 | 245W | 6月20日 |
ハーフ | PV-MA1200MH | 55,200円 | 120W | ||
台形 左/右 | PV-MA1200ML/MR | 55,200円 | 120W | ||
スリム | PV-MA1950MW | 89,700円 | 195W | ||
スリムハーフ | PV-MA0970MV | 44,600円 | 97W |
お問い合わせ先
三菱電機株式会社 中津川製作所 営業部 住宅用太陽光発電システム営業課
TEL: (0573)66-2118 FAX: なし