三菱電機株式会社は、世界最高速※1 となる分速1,230mのエレベーター技術を開発しました。同技術を、中国・上海市の中国最高層ビル「上海中心大厦」(地上632m)向け世界最高速エレベーター3台※2 のうち1台に適用します。
- ※1:2016年5月10日現在稼働しているエレベーターにおいて、当社調べ
- ※2:分速1,080mにて納入済みの展望階行きエレベーター
開発技術を適用する昇降機の特長
- 世界最高速となる分速1,230m(時速73.8km)の展望階行きエレベーター
- ・巻上機モーターの出力を最大限に引き出す制御盤や、調速機・ブレーキ装置・緩衝器などの安全装置の開発により、分速1,230mを実現
- ・地下2階から地上119階の展望階まで約53秒で到達する世界最高速エレベーター
- ・当社の最先端技術により、世界最高速を実現しつつ、さらなる安全性と世界トップクラスの乗り心地・静粛性・省エネ性を実現
昇降機の概要
納入先 | 上海中心大厦 |
発注者 | 上海中心大厦建設発展有限公司 |
製品 | 展望階行きエレベーター3台のうち、昇降路高さを確保できる1台に分速1,230mの技術を適用。 上海中心大厦側にて、利用状況に応じ分速1,080mと分速1,230mを切り替えて運用する予定 |
製作担当 | 三菱電機株式会社 稲沢製作所 |
据付担当 | 上海三菱電梯有限公司 |
お問い合わせ先
三菱電機株式会社 ビルシステム海外事業部
TEL: (03)3218-3555 FAX: (03)3218-2758