三菱電機株式会社は、DIATONE(ダイヤトーン)ブランドの車載用高級スピーカーの新製品として、ハイレゾ音源再生対応の2ウェイ埋め込み型スピーカー「DS-SA1000」を11月15日に発売します。トゥイーター(高音域用スピーカー)にB4C※1プレミアムボロン振動板を、ウーファー(中低音域用スピーカー)にNCV-R※2振動板を採用し、低音から60kHzの超高音域まで、より迫力のある原音に忠実な音を実現しました。
本製品は、DIATONEブランド70周年と車載用DIATONEブランド10周年の節目となる2016年のフラッグシップモデルです。
- ※1:B4C:炭化ホウ素
- ※2:複数の樹脂とカーボンナノチューブを配合したもの。株式会社GSIクレオスと共同開発
新製品の特長
- 2ウェイスピーカーでフルピストンモーション再生を実現
- ・従来3ウェイスピーカーのみで可能だった可聴帯域内で分割共振(音の歪み)のないフルピストンモーション再生を2ウェイスピーカーで実現
- ・高いS/N感(音楽信号に対して雑音の影響が小さい)やリアリティー感、エネルギー感のある音楽再生を実現
- トゥイーターにB4Cプレミアムボロン振動板を採用し、原音に忠実な高音を再現
- ・新製法の新常圧焼結セラミックス製法※3と高度な機械シミュレーションにより、口径と形状を最適化し、B4C振動板として世界最速※4の毎秒12,700mの伝搬速度(実測)を達成
- ・新製法と独自の音響解析技術により、不要な共振音が高音域まで発生せず、より原音に忠実でエネルギー感がある高音域再生を実現
- ※3:成型品を加圧することなく、高温で焼き固める製法。美濃窯業株式会社と国立研究開発法人 産業技術総合研究所の共同開発
- ※4:2016年10月11日現在 当社調べ
- ウーファーにNCV-R振動板を採用し、リアリティー感溢れる中低音を再現
- ・CSCNT(カップ積層型カーボンナノチューブ)を採用し、樹脂を最適配合した新製法のNCV-Rにより、毎秒6,300mの伝搬速度(実測)を達成
- ・新たな振動板の採用と独自の音響解析技術により、低音域から中音域までの再生周波数帯域全域で、ハイレスポンスに優れた、リアリティー感溢れる中低音を再現
発売の概要
製品名 | 形名 | 主な構成品 | 希望小売価格 (税抜き) |
発売日 |
車載用 2ウェイ埋め込み型 スピーカー |
DS-SA1000 | B4Cトゥイーター2個 NCV-Rウーファー2個 ネットワーク2組(4個) (高音・低音分離筐体) |
670,000円 | 11月15日 |
お問い合わせ先
三菱電機株式会社 自動車機器事業部 三菱電機カーインフォメーションセンター
TEL: 0120-182710