ここから本文

ニュースリリース

テキスト版

掲載のデータは発表当時のものです。価格・仕様について変更する場合もございます。

2016年12月14日
半導体No.1614

波長639nmの鮮やかな赤色で世界最高の連続駆動光出力2.1Wを実現

プロジェクター用639nm赤色高出力半導体レーザー発売のお知らせ

印刷用ページへ

 三菱電機株式会社は、連続光を使用する大型プロジェクターの光源として、発光波長639nm(ナノメートル)の鮮やかな赤色で世界最高※1 の連続駆動光出力2.1Wを実現した赤色高出力半導体レーザー「ML562G85」を2017年2月1日に発売します。赤色の再現性が高く、消費電力が小さいため、高輝度が求められる大型プロジェクターの製品化に寄与します。

  • ※12016年12月14日時点、当社調べ。発光波長639nmのプロジェクター用赤色半導体レーザーとして
639nm赤色高出力半導体レーザー「ML562G85」

639nm赤色高出力半導体レーザー「ML562G85」

新製品の特長

  1. 発光波長639nmで連続駆動光出力2.1Wを実現
    • レーザー素子の層構造や発光領域サイズの最適化により、従来製品※2 比4.2倍となる世界最高の連続駆動光出力2.1Wを実現
    • 視感度※3 の高い波長639nmと連続駆動光出力2.1Wにより、レーザーダイオード1個あたり約250ルーメン相当の光源の構成が可能
    • 電力変換効率約41%(ケース温度25℃、連続駆動2.1W時)の高効率を実現し、消費電力を低減
    • ※2当社製「ML501P73」(連続駆動出力0.5W)
    • ※3視覚的に感じる明るさの度合いを表す量(lm/W)。同じ強さの光でも波長が異なれば明るさの感覚が異なる。波長639nmの光は波長642nmの光と比較して視感度が15%向上する
  2. 放熱性の改善により、業界トップレベルの広い動作温度範囲を実現
    • 大型のφ9.0mm TO-CANパッケージを採用し、放熱性を改善
    • 連続駆動光出力2.1Wで、0〜45℃の動作温度範囲を実現(従来製品:連続光出力0.5W、動作温度範囲0〜40℃)

発売の概要

製品名 形名 概要 サンプル
価格
(税抜き)
発売日
639nm
赤色高出力
半導体レーザー
ML562G85
  • 光出力2.1W(連続駆動、ケース温度0〜45℃)
  • 横マルチモード
5,000円 2017年2月1日
お問い合わせ先
三菱電機株式会社 半導体・デバイス第二事業部 高周波光デバイス営業第ニ部

TEL: (03)3218-4880 FAX: (03)3218-4862

PDF形式のデータをご覧いただくには、アドビシステムズ社のAcrobat Reader(無料配布)が必要です。導入されていない方は左のアイコンをクリックして、Adobe Systemsのホームページからダウンロードしてください。なお、ダウンロード及びインストールに関するお問い合わせは、アドビシステムズまでお願いいたします。