三菱電機株式会社は、連続光を使用する大型プロジェクターの光源として、発光波長639nm(ナノメートル)の鮮やかな赤色で世界最高※1 の連続駆動光出力2.1Wを実現した赤色高出力半導体レーザー「ML562G85」を2017年2月1日に発売します。赤色の再現性が高く、消費電力が小さいため、高輝度が求められる大型プロジェクターの製品化に寄与します。
- ※12016年12月14日時点、当社調べ。発光波長639nmのプロジェクター用赤色半導体レーザーとして
新製品の特長
- 発光波長639nmで連続駆動光出力2.1Wを実現
- ・レーザー素子の層構造や発光領域サイズの最適化により、従来製品※2 比4.2倍となる世界最高の連続駆動光出力2.1Wを実現
- ・視感度※3 の高い波長639nmと連続駆動光出力2.1Wにより、レーザーダイオード1個あたり約250ルーメン相当の光源の構成が可能
- ・電力変換効率約41%(ケース温度25℃、連続駆動2.1W時)の高効率を実現し、消費電力を低減
- ※2当社製「ML501P73」(連続駆動出力0.5W)
- ※3視覚的に感じる明るさの度合いを表す量(lm/W)。同じ強さの光でも波長が異なれば明るさの感覚が異なる。波長639nmの光は波長642nmの光と比較して視感度が15%向上する
- 放熱性の改善により、業界トップレベルの広い動作温度範囲を実現
- ・大型のφ9.0mm TO-CANパッケージを採用し、放熱性を改善
- ・連続駆動光出力2.1Wで、0〜45℃の動作温度範囲を実現(従来製品:連続光出力0.5W、動作温度範囲0〜40℃)
発売の概要
製品名 | 形名 | 概要 | サンプル 価格 (税抜き) |
発売日 |
639nm 赤色高出力 半導体レーザー |
ML562G85 |
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5,000円 | 2017年2月1日 |
お問い合わせ先
三菱電機株式会社 半導体・デバイス第二事業部 高周波光デバイス営業第ニ部
TEL: (03)3218-4880 FAX: (03)3218-4862