三菱電機株式会社は、中国のFA(ファクトリーオートメーション)機器生産会社である三菱電機自動化機器製造(常熟)有限公司(江蘇省常熟市)の第二工場を2017年3月10日に竣工しますのでお知らせします。4月から稼働を開始し、中国でのFA機器事業の拡大に対応します。
第二工場の概要
所在地 | 江蘇省常熟高新技術産業開発区東南大通3号 (三菱電機自動化機器製造(常熟)有限公司内) |
拡張用地面積 | 約31,000 m2 |
建築面積 | 約9,000 m2(延床面積 約19,000 m2) |
構造 | 鉄筋コンクリート(RC)造、地上2階建 |
主な生産予定製品 | サーボモータをはじめとするFA機器 |
稼働開始予定 | 2017年4月(予定) |
投資額 | 約50億円(建物・生産設備含む) |
環境・省エネ対策 | e-F@ctory※を活用したエネルギー管理システム、LED照明 |
- ※FA技術とIT技術を活用し、開発・生産・保守の全般にわたるトータルコストを削減するソリューション 提案。生産現場の各種製造データと上位ITシステムのデータ連携を容易に実現
背景と狙い
近年、中国では製造業における自動化・省力化の需要拡大に加え、「中国製造2025」などの知能化・IoT化を進める国家プロジェクトや政府補助金施策による投資が活発化しており、今後、FA機器需要の増加に伴い、当社FA機器事業のさらなる拡大を見込んでおります。
当社は、2012年に生産を開始した三菱電機自動化機器製造(常熟)有限公司内に新たに第二工場を建設し、FA機器の生産体制を強化します。今後も段階的に生産体制を強化していきます。
また、第一工場に続き、FA-IT統合ソリューションe-F@ctoryを適用したモデル工場として、お客様に次世代ものづくりの活用事例をご視察いただくなど、中国でのe-F@ctory導入拡大を目指します。