三菱電機株式会社は、FA(ファクトリーオートメーション)機器生産を行う名古屋製作所および中国の三菱電機自動化機器製造(常熟)有限公司(江蘇省常熟市)に最新鋭の設備を導入し、サーボモータ・アンプの月産48万台(従来比 約170%)体制を構築します。設備投資額は約44億円で、2018年4月の稼働開始を予定しています
設備投資の背景
FA機器市場は、2016年度上期以降、日本、韓国、中国を中心に有機EL・液晶・半導体・リチウムイオン電池・スマートフォン他の製造関連装置向けの需要が拡大し、今後も高い水準で推移すると見込んでいます(当社予測)。
名古屋製作所と中国の三菱電機自動化機器製造(常熟)有限公司は、2016年度以降、過去最高水準の生産を行っていますが、今回、サーボシステムのさらなる需要拡大に対応するために、両拠点において、駆動部であるサーボモータと制御部であるサーボアンプの中核部品などの組み立てラインを中心に最新鋭の設備を導入し、生産体制を増強します。
設備投資の概要
所在地 |
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生産能力 | 2018年度 サーボモータ:月産約26万台、サーボアンプ:月産約22万台 |
稼働開始予定 | 2018年4月 |
投資金額 | 約44億円 |
主な設備投資ライン | 巻線設備、機械加工設備、組み立て装置、試験装置他 |