三菱電機株式会社は、「波長1.5μm帯風計測ライダーの開発と実用化」が、平成29年度「第65回電気科学技術奨励賞」を受賞しましたのでお知らせします。受賞式は11月27日(月)に学士会館(東京都千代田区)にて行われます。
受賞の概要
世界で初めて※、人の目に対し最も安全な波長1.5μm帯のレーザー光を用いて、見えない風を可視化する風計測ライダーを開発・実用化したことが評価されました。具体的な適用事例は以下の通りです。
<風力発電>
発電所を設置するための風況計測として地上に設置したライダーを用いることで、上空風の風向・風速計測が可能となり、風況および発電量の予測精度が大幅に向上しました。
<航空安全>
従来は雨天時のみ可能だった空港周辺の乱気流検出が、本ライダーの実用化により全天候下で可能となりました。
<その他>
ゲリラ豪雨の予兆となる上昇気流の検出が容易になりました。
- ※2017年10月24日現在(当社調べ)
お客様からのお問い合わせ先
<開発関係>
三菱電機株式会社 情報技術総合研究所
〒247-8501 神奈川県鎌倉市大船五丁目1番1号
FAX 0467-41-2142
http://www.MitsubishiElectric.co.jp/corporate/randd/inquiry/index_it.html
<製品関係>
三菱電機株式会社 IT宇宙ソリューション営業第一部
〒100-8310 東京都千代田区丸の内二丁目7番3号
TEL 03-3218-9553 FAX 03-3218-9492