リリース全文（PDF：206KB） 三菱電機株式会社は、日本企業として初めて、カナダのCopperleaf Technologies Inc.（コッパーリーフテクノロジーズ、以下、Copperleaf社）と、Copperleaf社が提供する電力・社会インフラ設備向けのアセットマネジメント意思決定支援ソフトウエア「C55」の日本市場における販売パートナー契約を締結しました。
当社は今後、当社IoTプラットフォーム「INFOPRISM（インフォプリズム）」とCopperleaf社の「C55」を組み合わせて、インフラ設備のアセットマネジメントに必要な製品・サービスをトータルで提供していきます。
Copperleaf社「C55」の概要
「C55」は、電力・社会インフラ設備の更新時期や、更新への設備投資の最適な意思決定を支援するソフトウエア製品です。アセットマネジメントシステムの国際規格であるISO55000シリーズに準拠し、北米・欧州・豪州の電力・ガス・水道等のインフラ事業者で広く使用されています。
Copperleaf社の概要
| 会社名 | Copperleaf Technologies Inc. |
| 本社所在地 | 2920 Virtual Way, Suite 140, Vancouver, BC V5M 0C4 Canada |
| 設立年 | 2000年 |
| 主な事業内容 | ソフトウエアパッケージ製品「C55」の開発・販売・サービスの提供 |
| 代表者 | Amos Michelson（Chairman）、Judi Hess（CEO） |
パートナーシップ締結のねらい
日本では、戦後から高度経済成長期にかけて整備された電力・上下水道・道路・鉄道などのインフラの老朽化が進行し、耐用年数の期限を迎えようとしています。
そのような中、インフラ事業者には、少子高齢化による需要の減少、電力・ガスの小売全面自由化、新水道ビジョンや第5次エネルギー基本計画への対応など、時代とともに変化する設備要件への対応が求められており、設備保全の高度化や戦略的な投資判断が必要となっています。
当社は今後、電力・社会インフラ設備の運用・保守業務の効率向上に貢献する当社IoTプラットフォーム「INFOPRISM」とCopperleaf社の「C55」を組み合わせて、設備保全の高度化や設備投資判断など、アセットマネジメントに必要な製品・サービスをトータルで提供していきます。
当社「INFOPRISM」の概要
さまざまなインフラ設備からデータを収集・蓄積・可視化し、当社AI技術「Maisart※」を活用した分析機能により、設備診断・異常兆候を検知するなど、点検業務の効率化や設備運用・保全計画の最適化を支援します。
「INFOPRISM」紹介URL：http://www.MitsubishiElectric.co.jp/news/2017/1107-a.html
- ※：Mitsubishi Electric's AI creates the State-of-the-ART in technology の略。
全ての機器をより賢くすることを目指した当社のAI 技術ブランド
お客様からのお問い合わせ先
三菱電機株式会社
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（電力分野に関するお問い合わせ先）
電力・産業システム事業本部 電力・産業システム業務部
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