稲沢製作所

今後の取り組み

昇降機事業を取り巻く環境は、建物の高層化・大規模化に加え、安全を求める意識の高まりなどにより、大きく変化してきました。また昨今では、新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けた「新しい生活様式」への移行も進んでおり、このような変化への柔軟な対応が求められています。
 今後は、安全・安心・快適な移動を提供することはもとより、AIやIoT技術の活用により、各種ビル設備やロボットなどのモビリティと連携してビルの効率性や快適性を向上させるなど、ビル全体の価値を向上させる新たな製品やサービスを提供することで、多様化する社会課題解決に貢献してまいります。

稲沢製作所の概要

     1964年に昇降機の専門工場として設立して以来、当社の昇降機マザー工場として、安全・安心、快適にこだわった開発・生産を行い、これまでに世界90カ国以上への納入実績があります。
     今後も、市場ニーズにお応えするために、エレベーター試験塔「SOLAÉ(ソラエ)」や開発検証施設「昇降機QMセンター」による先進的な技術・製品の開発力や検証機能のさらなる強化に加え、研修センター「SOLAÉ place」や据付研修センター「匠」など研修施設の充実化による人材育成を推進し、開発から製造、据付、保守までワンストップで、高品質な製品・サービスをグローバルに展開していきます。

    所在地 愛知県稲沢市菱町1番地
    敷地面積 184,000m2 建物面積 152,500m2
    主要生産品目 エレベーター、エスカレーター、ビルマネジメントシステム