先進応用開発センター先進応用開発センター

研究所

先進応用開発センター

より早く、より確実な解決策を社会に
提供し、より良い未来を創造する

概要

社会課題解決のための組織として創設

先進応用開発センターは、2023年に旧自動車機器開発センターの開発部門、三田製作所及び自動車機器事業本部のMaaS検討部門の一部を集結し、三菱電機の新たな研究開発拠点として誕生した。
三菱電機が取り組む様々な社会課題に対して、社内外の要素技術をつなげて解決し、より早く、より確実に解決策を社会に提供する役割を担っている。それに伴い、現在保有している量産化技術を、自動車機器事業だけでなく三菱電機の様々な事業に展開し、要素技術を応用展開するための技術開発を持続的に行い、社会課題解決のための組織であり続けることをミッションとしている。

未来価値洞察と俯瞰的視点による新技術の探索を

同センターでは、当社保有の要素技術や社外の最新テクノロジーを取り入れ、我々の技術と融合することで、循環型デジタル・エンジニアリング企業を実現する基盤技術を継続的に深化させつつ、事業競争力の源泉となるコア技術強化の実現に向けた開発を促進している。
現在は前身である自動車機器開発センターで自動運転や電気自動車向けに開発された様々なセンシング技術、制御技術、パワーエレクトロニクス技術に加え、AIやクラウドの応用ノウハウを活かした、より幅広い社会課題解決に向けた開発などが主な開発テーマである。
これらの開発テーマを社内のほかの研究所や製作所と協力しながら開発を進めるなど、責任を持って携わっている。

業務内容

センシング技術、制御技術、AI技術、パワーエレクトロニクス技術などの先進技術開発

所在地
先進応用開発センター
先進応用開発センター

〒670-8677 
兵庫県姫路市千代田町840番地

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先進応用開発センター(三田)
先進応用開発センター(三田)

〒669-1513 
兵庫県三田市三輪二丁目3番33号

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CLOSE-UP TECHNOLOGY

安全なモビリティ社会の実現に向けて

予防安全・自動運転技術

ADASの安全に対する機能付加価値向上のため、コンポの組合せ技術により、新機能実現と他社が実現困難なユースケースへも対応し、「いつでも」「どこでも」安全・安心に貢献するシステムを実現する。

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安全なモビリティ社会の実現に向けて
予防安全・自動運転技術

モビリティサービス社会に向けて

インフラ協調エリア限定自動運転システム

進化していくモビリティ社会に向けて、総合電機メーカーの知見を活かし、インフラ側から安全で快適な自動運転サービス・システムを提供する管制システム型のエリア限定自動運転システムの開発を進め、新たな時代のモビリティサービス社会の実現を目指す。

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モビリティサービス社会に向けて
インフラ協調エリア限定自動運転システム

地球の明日を考えたクルマづくり

電動化コンポーネント&システム設計技術

脱炭素社会の実現に向けて、世界の自動車メーカーは電動化車両の開発を加速している。

電動化車両のキーコンポーネントであるインバーターやDC/DCコンバーターといったパワーエレクトロニクス機器の高効率化・小型化・軽量化を、次世代デバイスの活用や高放熱技術で実現する開発を進めている。また、電動化車両に搭載されるモーターと、それを駆動するインバーターの相互影響を考慮し、電動化システムとして最適化する設計技術の開発も進めている。さらに、設計上流での品質向上と開発期間短縮の両立を目指し、高精度な設計を確立することでフロントローディングを実現する設計手法も開発している。これらにより、地球の明日を考えたクルマづくりに貢献していく。

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地球の明日を考えたクルマづくり
電動化コンポーネント&システム設計技術
地球の明日を考えたクルマづくり
電動化コンポーネント&システム設計技術

安全・快適なクルマ社会に向けて

生体モニタリング技術

運転者の顔向き、姿勢、脈拍などの情報をカメラで検出して眠気や体調異常などの不安全状態を検知するドライバーモニタリング技術を開発・量産化している。今後はカメラやミリ波センサーで運転者以外の全乗員をモニターして体格や行動などを捉える乗員モニタリング技術に発展させ、死亡事故ゼロ化に貢献する。

また、自車周辺の状況や自車位置情報と連携して、運転者が気が付いていない危険な歩行者や、運転者が見たい所を動的に照らす灯体システムを開発中。夜間の走行安全性の向上に貢献する。この生体モニタリング技術はクルマ以外にも適用し、製品の付加価値向上を目指す。

関連リンク:カーナビゲーションシステム新しいウィンドウが開きます

安全・快適なクルマ社会に向けて
生体モニタリング技術