「人の力」が工場を支える柱となる。従業員一人ひとりに向き合い、世界のものづくりに貢献

FA(ファクトリーオートメーション)機器とは、工場の生産ラインを自動化することにより、現場の人手不足解消を目指す「工場を動かすための機械」。そのFA事業の中心部となる名古屋製作所は、メーカーとして世界のものづくりの現場を支えています。日々忙しく稼働する製作所を、人員手配や人員管理の面でサポートしているのが総務部。製作所の縁の下の力持ちとして人事業務を行う新宮拓真に、仕事のやりがいや魅力について聞いてみました。

新宮 拓真の写真

FAシステム事業本部
名古屋制作所 総務部

新宮 拓真-Takuma Shinmiya-

学生時代はボランティア活動をしていました。
その頃の経験が、人の役に立ちたいという思いの原動力になっています!

  • 2017年4月入社
  • 2017年9月~
    2021年3月
    名古屋製作所 総務部に配属。福利厚生全般の管理・運営に従事し、社内親睦行事としてスポーツ大会や、秋祭りなどを企画運営。社内の福利厚生に貢献した。
  • 2021年3月~
    現在
    現在は現場新卒採用・生産工数人員の採用管理を担当している。

名古屋製作所は、工場でのものづくりを支えるFA(ファクトリーオートメーション)機器の製造を通して、日本・世界のものづくりに貢献しています。総務部門では、日々目まぐるしく変わる生産規模の先を見据えて、先の計画を立て、人員の調整・管理業務を行っています。ものづくりに取組む従業員のサポーターとして活躍する部門の特徴とは——。

新宮「私が担当している仕事では、受注に応じた生産を円滑に行えるよう、主に人員の確保・管理・調整を行っています。主には、日々変動する状況に対応するため、社内応援や異動、社外においては派遣・出向等を活用して生産人員を調整するという、製作所ならではの業務になります。FA製品を製造している製作所ですが、まだまだ人の力が必要不可欠です。名古屋製作所は三菱電機の中でも規模が大きい製作所。その工場の生産を支えていることは非常にやりがいがあります。今後会社を支える力となる、社員の採用活動にも注力しています。企業説明会では、会社としての知名度はあるものの、製作所では何をつくっているのか知らない方が多いことを思い知らされます。当所製品の技術力の高さや魅力、働きがいが伝わるよう丁寧に分かりやすく説明するように心掛けています」

新宮 拓真の写真
新宮 拓真の写真
新宮 拓真の写真
新宮 拓真の写真
新宮 拓真の写真

ものづくりの現場を円滑に動かすためには、働き手の前向きな協力が必要だと言う新宮。きめ細かなコミュニケーションやサポートなど、現場従業員の方々と信頼関係を築くために次のことを心掛けていると言います。

新宮「一般的なイメージとして『人事は敷居が高い』と思われがちですが、実際はそんなことはありません。人事・総務部門も会社経営においては非常に重要な役割を持つ一方で、その他部門の方々がいなければ会社経営はままならず、相互的に不可欠な存在であるため、社内では対等な存在であると考えています。製造現場の方々から信頼され、気軽に相談ができる人事担当になるため、こちらから積極的に話しかけ、問題や相談ごとがある職場は基本的にどこでも出向くようにしています。製造現場についても、まだまだ分からないことが多いため、話に行くついでにさまざまなことを吸収するようにしています。会社を支えているのはそれぞれの部署で働く従業員で、日々起こる問題や今ある課題を乗り越えるためには、各部門の協力が不可欠です。部門間の垣根なく、相談・協力できる体制をつくることが重要だと考えます」

現場では、人員管理が難航したり、生産計画が予定通りにいかなかったりと、日々さまざまなトラブルに直面することがあるそうです。そうしたときは、根気よく丁寧に課題と向き合うことが大切だと新宮は話します。

新宮「心掛けている点は「言葉の伝え方」です。伝え方を間違ってしまうと、後々業務に支障を来し、手戻りを発生させることもあるため、意図を相手に伝える際は、間違いが無いよう相手に正確に伝えることが重要と考えています。仕事をしている中で、課題解決の糸口が見えず、頭を抱える問題も多々ありますが、まずは相手の伝えたいことをしっかりと捉えるため、何度も相手と話をし、相談しながら、逃げずに課題と向き合うことで、解決に繋がることが多いです。」

部署内でも役職を超えて仲が良く、普段から意見交換や疑問を言いやすい雰囲気があり、安心感をもって仕事に臨めるとのことです。世界のものづくりは、現場一人ひとりの努力や協力・熱意があってこそ成り立つもの。三菱電機のFA事業拡大に向け、新宮のたゆまぬ努力は続きます。

わたしたちの​三菱電機オノマトペ

課題に真摯に向き合い、議論を交わすことで、誰もが納得し、「まるっと」解決できるベストな策を導き出せるよう、日々の仕事で心掛けています。

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記事、所属・役職及び写真は取材当時のものです。