三菱電機カラーテレビ「欠陥TV新たに7件」「発火事故7件」との報道について

日頃は弊社カラーテレビをご愛用賜わり、誠にありがとうございます。また、この度のCZ1・CZ2シリーズの不具合に関しては、お客様に大変ご迷惑をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。

さて、一部の新聞報道等で「新たに7件のカラーテレビ発火事故を報告」、「欠陥TV新たに7件」等の報道がなされております。弊社のお知らせの主旨は、資源エネルギー庁平成2年通達「電気用品の事故等に係る報告要領」(※1)に基づき、CZ1/CZ2シリーズ以外の機種(1980年以降の弊社カラーテレビ全機種約1,255万台)も精査したところ、「報告要領」の(4)に該当するものとして、過去に未報告であった事象の7件を改めてご報告申し上げたものです。

これら7件は欠陥等による事故ではなく、火災等でカラーテレビが原因と特定されていないもの(5件)や、発煙等の軽微な故障でお客様が消防署に通報されたもの(2件)であり、これが誤解されて「欠陥TV新たに7件」、「カラーテレビ発火事故7件」という見出しになったものです。

しかも、現在では既に公的機関又は弊社調査等によりテレビ内部からの発火ではないことが想定されているものであり「欠陥TV新たに7件」、「カラーテレビ発火事故7件」という表現は不適切であり、ご愛用者の皆様に無用のご心配をおかけするものとして、誠に遺憾に考えております。カラーテレビの欠陥によるものではないため、今後もご安心してお使いいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

なお、現在、弊社では1987年~90年に製造致しましたCZ1/CZ2シリーズにおきまして、長期間のご使用の際に発煙・発火に至る場合があることから、新聞等でお知らせの上、無料での点検・修理を実施させて頂いております。CZ1/CZ2シリーズをお持ちのお客様は、大変ご心配をおかけし申し訳けありませんが、弊社謹告の通り、弊社フリーダイヤル(0120-250-395)までお申し出下さいますよう謹んでお願い申し上げます。

謹 告

※1 平成2年4月18日 資源エネルギー庁通達「電気用品の事故等に係る報告要領」

1. 報告の対象とする事故及び事象

本報告要領に基づく報告の対象は、電気用品(中略)に係る次のいずれかに掲げる事故及び事象(以下「事故等」という。)とする。

<中略>

(4) 電気用品の欠陥の有無は不明であるが、電気用品が原因と想定される危害及び損害が発生した場合であって次のようなとき。

  1. ((1))新聞、テレビ等で報道された場合
  2. ((2))使用者のクレーム等により公的機関(一般消費者団体を含む。)が調査を行った場合
  3. ((3))消防署又は警察署への通報があった場合

お申し出窓口

フリーダイヤル(無料)
TEL:0120-250-395
【受付時間】
AM9:00-PM7:00

なお、メールの場合は こちら 新しいウィンドウが開きます。 の「ご意見・ご質問」までお寄せ願います。

お客様からお申し出をいただきました情報は、今回の点検のためのみに利用させていただきます。
なお、これらの業務に携わる関係会社等へも、お客様の情報を開示することがありますが、弊社と同等の管理を行わせます。