2017年1月22日(日)、トランスコスモススタジアム長崎(長崎県立総合運動公園陸上競技場)において、NBC長崎放送様主催で「親和銀行プレゼンツ第3回5時間リレーマラソン」が開催されました。特別協賛として大会を支える親和銀行様と長崎支店は、古くからお付き合いのある間柄。 グループ会社を交えたメンバー10人が参加し、一本のタスキをつなぐリレーマラソンに挑戦しました。
チームは今回で3回目の出場となり、九州支社 創立70周年に合わせ、70周走破がメンバー共通の目標。果たして、どんなレース展開になるのか。
私、平田もランナーの一人として参加しましたので、当日の様子をレポートします!
長崎市は、九州の北西部に位置することにより、古くから海外の玄関口として栄えてきた港湾都市で、長崎県内で最大の人口を抱える中核都市です。
長崎は三菱の街、といわれるほど、三菱電機とは縁の深い土地です。1923年に神戸製作所長崎工場として発足した長崎製作所は、重電技術をベースに、オーロラビジョンなどの大型映像情報システムや車両用空調システム、非常用発電システムなどの大型案件を中心に実績を積み上げ、三菱電機の成長に大きく貢献してきました。
一方、長崎支店は、九州支社の長崎出張所として1962年に開設されました。
当初、船舶用の機器からスタートし、現在では長崎製作所の製品、上下水道設備関連システム、県防災システム、エレベーター・エスカレーターなど、多彩な製品・サービスを提供し、長崎の発展に寄与しています。
今回ご紹介するリレーマラソンには、長崎支店をはじめ、長崎を拠点に持つグループ会社が、共に一つのチームとして参加することで連携を強化、絆をさらに深めようということから始まったものです。
「5時間リレーマラソン」は、2〜10名までで構成されたチームがたすきをつなぎながら、1周約1kmの、スタジアム内外に渡る特設コースを5時間かけて走り、周回数を競うマラソン競技です。
第3回となる今回は、一般の部、職場対抗の部、中高生の部、合わせて326チームが参加しました。
長崎支店は、長崎地区のグループ会社でチームを組み、お互いの絆を深めることを目的に、一昨年の第1回大会から参加しています。第1回目は70周(職場対抗の部 順位40位)、第2回目は67周(職場対抗の部 順位32位)の成績で、昨年はコース変更があったことから、周回数は減ったものの職場対抗の部での順位は上がりました。今回は70周を目標に、記録アップを目指してレースに挑みます!
【後列右から】
長崎支店 平田支店長
長崎支店 電力システム課 亀井課長
菱電商事株式会社 長崎営業所 八木所長
菱電商事株式会社 長崎営業所 八島
西九州ビルシステム株式会社 岩崎
長崎支店 社会システム三課 磯部
九州三菱電機販売株式会社 長崎出張所 薦田所長
【前列右から】
事業推進部 藤原
菱電商事株式会社 大串
株式会社弘電社 長崎営業所 宮原所長
この日は、朝からあいにくの雨模様。それでもスタジアムには、次々と各チームのランナーが集まり、レースにかける意気込みで熱気が高まります。
第1走者を務めるのは私。
小雨模様の中をスタート、各チームが一斉に走り出します。
なかには、ユニークな仮装で参加するチームもあります。
たすきは、チームごとに決められたリレーゾーン内で、次の走者に渡します。この時ばかりは、みんな真剣な表情でたすきに想いを込めて託します。
観戦席では、周回数を記録した手作りのボードを掲げ、メンバーを応援。選手も観客席の応援団の前を通過する時は、大きく手を上げて声援に応えます。
応援席からは、「まだまだいけるぞー!」の声が響き、選手を鼓舞します。
その後、朝のスタート時点では雨模様だった天候も途中から晴れましたが、強風が吹き荒れ、ランナー達を苦しめます。しかしチームのメンバーは全員、悪いコンディションの中でも前だけを向いて懸命に走り続けます。
そして15時、レース終了です。三菱電機チームのラストランは、チームのエース 岩崎さんが残る力を振り絞り力走しましたが、ゴール寸前でタイムアップ。
最終結果は66周。惜しくも目標達成とはなりませんでしたが、職場対抗の部における順位は20位となり、昨年の32位から大幅アップ。順位を上げたことに、参加メンバーも満足の表情でした。
今回はチームとして目標を掲げて参加したことで、メンバーの意気込みも昨年までとは違ったように感じます。
普段はそれぞれ違うグループ会社で働いていますが、このような機会を通じて、絆を深めることができたのはとても良かったと思います。
三菱の街といわれる長崎では、今後、新しい県庁舎竣工や九州新幹線西九州ルート開通に向けた長崎駅周辺整備事業など、大規模プロジェクトが控えています。こうした事業に貢献をしていくことはもちろん、地域のイベントにも積極的に参加しながら、三菱電機の存在感をさらに高めていきたいと思います。将来への決意を、新たにした1日でした。
今回はベンチコートの下に、お揃いのユニフォームを着用して、結束を深めました。
競技説明に続いて、いよいよ5時間リレーマラソンがスタートします。
三菱電機チームは、70周達成の目標に向けてメンバー全員が「ガンバロー!」の掛け声で気持ちを一つに束ねます。