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プラントの安全性・信頼性を支える三菱電機の発電プラント計装制御システム。運転監視を行う中央制御盤から、安定した運転を実現する運転制御システム、さらには万一の異常時に対応する安全保護システムまで、最新技術を集結したトータルシステムを提供しています。
初期の計測制御システムはスイッチやレバーなどによるアナログ方式でしたが、三菱電機は運転制御システムを皮切りに、いち早くデジタル化に取り組んできました。現在では永年培ってきた技術・ノウハウを基に、中央制御盤・運転制御システム・安全保護システムのすべてをデジタルで制御する技術を開発。運転管理に必要な多種多様な情報が的確に把握でき、運転員の作業負担も軽減します。
特に原子力発電においては、発電プラント計装制御システムに何より求められるのは信頼性です。三菱電機では制御システムの2重化構成や高度な自己診断機能、安全保護システムの全4重化など、先進技術を駆使して信頼性の高いシステムを実現しています。
三菱電機は発電プラント計装制御システムの設計・製作から試験・調整、さらには保守までをトータルで提供しています。その一貫として、実機とほぼ同じ条件下で総合的な検証を行うとともに、操作の体験などを含めたトレーニングを提供する原子力シミュレーション&トレーニングセンター「N-SAT」を設立。最新の制御機器などを一元管理する中央制御盤をはじめ、実機仕様の設備で実践技術の育成に貢献しています。