このページの本文へ

ここから本文

三菱カーナビゲーションシステム

NR-MZ300PREMI-4トピックス

コンセプト

かつてない広大な空間に音楽のすべてを解き放つ。
さらに深化した「リアルフォーカスステージサウンド」。

音楽が持つ本来の姿を表現するためには、ディテールやニュアンスを鮮明に描き出さなければいけません。
DIATONE SOUND. NAVIは、オーディオ機器から生じるごく僅かなノイズを徹底的に排除し、微細な音の情報までを正確に伝えることにこだわってきました。
前モデルのNR-MZ200PREMI、NR-MZ200では、圧倒的な「聴感上の高S/N感」により、広大な音場空間と臨場感を実現し、数多くの賞賛を得ました。
しかし、それでもなお満足することなく音の深化と高みを目指し、NR-MZ300PREMI-4は誕生しました。
最適化した定数の組み合わせをはじめ、NR-MZ300PREMI-4ではパーツの選択と回路、そして銅箔パターンの見直しとともに新技術を採用。
情報量が格段に向上したことで音の粒立ちや解像度が増し、これまで以上に立体的で広大な音場と実在感のある音像、濃密さをさらに増したリアリティにあふれる音楽再生を実現しました。
至福の喜びと感動を与えてくれる、かつてないエネルギーに満ちあふれた音楽の世界をぜひ体感してください。

飽くなき高音質への情熱と探求心がたどり着いた
DIATONE音質向上テクノロジー

デジタルオーディオ領域とアナログ領域に加え、高周波領域までをも見直すことで音質を圧倒的な高みへと引き上げた前モデルのNR-MZ200PREMI、NR-MZ200をさらに深化させました。
DIATONEが誇る新次元の音質向上テクノロジーを新たに投入し、フォーカス感や音のリアリティに磨きをかけ、かつてない広大で深い奥行きのある立体的なサウンドステージを実現しています。

リアルメジャーメント・
サーキットテクノロジー

DIATONE独自の測定による回路定数の最適化で
大幅な音質向上を実現

オーディオ回路は多様な音響パーツの集合体で、その組み合わせや配置によって音は大きく変化します。DIATONE SOUND. NAVIの新たな開発にあたり、音に大きな影響を及ぼす主要パーツに対しDIATONE独自で測定を実施。パーツ内部に至るまでの詳細な電気特性を把握することで、その能力を最大限に引き出す最適な回路定数の割り出しに成功しました。この解析結果を踏まえ、周辺ノイズの影響が最も受けにくい手法を開発。DACの後段回路定数をこれまで以上に最適化しています。
この結果、聴感上のS/N感がさらに向上し、音場の広大化と立体化、フォーカス感の大幅な向上を実現しました。

アドバンスド
DACマスタークロックG4

高周波領域の影響までをも排除し
ノイズを抑えた圧倒的なスケール感を獲得

DIATONE SOUND. NAVIは、音の揺らぎであるジッターを徹底的に排除するため、DACの直近にマスタークロックを配置、それ以外のすべてのオーディオ系回路はマスタークロックを基準にスレーブ動作をさせる「DACマスタークロック回路」を搭載。
クロック回路とデジタル・アナログ回路のグランド間ノイズを減らすことで、正確なクロック精度を実現しています。また、第2世代、第3世代以降の「アドバンスドDACマスタークロック回路」では、マスタークロック精度を向上させるために高速のマスタークロック生成用水晶発振回路用ロジックICを採用。さらにNR-MZ300PREMI-4では第4世代(G4)となる改良を実施。高周波領域の影響を排除するため、基板銅箔パターンのミリメートル単位でのさらなる最適化を実施しました。この結果、回路グラウンドの徹底したクリーン化によりジッターを効果的に低減させ、圧倒的な空間情報量を獲得。立体的で広大な音場と実在感のある音像、濃密さをさらに増したリアリティにあふれる音楽再生を可能にしました。

  • ※DACマスタークロック第4世代

高周波電子部品と
基板銅箔パターン設計の最適化

さらなる最適化の徹底で
聴感上のスケール感と奥行き感が大幅アップ

音源情報を忠実に引き出すためには、デジタル音声信号を正確に伝送する必要があります。DIATONE SOUND. NAVIは、従来のデジタルオーディオ領域やアナログオーディオ領域の改善だけではなく、高周波領域がオーディオ領域に与える影響までも対策を実施。さらに、DSP周辺パーツの定数やノイズ抑制部品の挿入位置などさらなる最適化を再検証し、試聴と測定を繰り返しながら性能と音質の両立を達成しました。例えば、ラジオICの基準クロックを90度回転させることで、ノイズ放射パターンを2ミリメートル短くするなど、ミリメートル単位でパターンの最適化を追い込むことで、高周波ノイズの流出を徹底的に防いでいます。
微小なノイズで音が変化してしまうアナログ回路への高周波ノイズの影響を遮断し、聴感上のS/N感と情報量を大きく改善することで、空間情報量とスケール感が増した、より奥行き感のある緻密で芯の太いサウンドを実現しました。

■ラジオICの基準クロック配置
NR-MZ200シリーズ
NR-MZ300PREMI-4

プリサイス・パターンニング・
テクノロジー

ミリメートル単位での見直しが
内蔵パワーアンプの音質をさらに深化

NR-MZ300PREMI-4は新規採用の外部出力回路用最新デバイスのパターン設計とともに、DAC周辺のパターン設計をミリメートル単位で最適化。外部出力回路を搭載しない基板を試作、これと比較することで、外部出力回路部が受ける周辺ノイズのDACへの影響を把握し、この影響を受けないパターン設計を実現しました。
これにより周辺ノイズがDACに与える影響を徹底的に低減。内蔵パワーアンプの音質が飛躍的に向上しました。

マイクロストリップライン伝送パターン方式

同軸ケーブルに相当する伝送路によって
正確でノイズに強い伝送を実現

DSP部からDACに伝送されるデジタル音声信号は、伝送路である基板のプリントパターン内で音を乱すジッターやデジタルノイズの混入が避けられません。オーディオ基板上でデジタル音声信号を正確に伝送するためには、基板パターン伝送路の最適化が必要です。DIATONE SOUND. NAVIは、パターン伝送でありながら多層基板上で高品位な同軸ケーブルに相当する、正確で輻射ノイズに強い「マイクロストリップライン伝送パターン方式」を採用。信号ラインをグランドラインでサンドイッチした構造で、この高周波伝送手法にDIATONE独自の技術を加えることで音質との整合を図り、理想的なデジタル伝送を実現しました。

ダイレクトポテンシャル伝送方式

高い鮮度を保ちながら
伝送ノイズのキャンセリングを実現

高音質再生の要となるDACと内蔵パワーアンプ間を直結し、音の鮮度を落とさずにストレートな音楽再生を実現すると同時に、DACと内蔵パワーアンプのグランド間に発生してしまう伝送ノイズをキャンセリングする「ダイレクトポテンシャル伝送方式」を採用。ノイズを同相、同振幅、同タイミングで受けることで精度の高いキャンセリングを実現し、ノイズの影響を低減しました。

高音質・低ノイズアーキテクチャメソッド

ソフトウェアにまで
徹底的にこだわるノイズ対策

デジタル回路に搭載されたソフトウェアが動作すると、通常はデジタルノイズが発生します。DIATONE SOUND. NAVIはこのデジタルノイズの発生パターンに着目し、徹底的に検証。デジタル音声信号に影響を与えないタイミングで動作させる新しいアーキテクチャを採用し、聴感上のデジタルノイズを大幅に低減しました。

入力可能なすべての音源を、
DIATONEが理想とする高音質へ。

オールコンテンツ
インプルーブテクノロジー

ピュアアナログコンテンツ再生

DAP接続時の音質を大幅に向上

ポータブルオーディオ機器との接続を考慮し、アナログ入力回路を見直すことで性能と音質の大幅な改善を実現しました。ハイエンドDAPが採用している高音質アナログ出力にも対応。CDやUSB、SDカードなどのデジタル音源以外でも、車内で高音質再生を楽しむことができます。

  • *DAP・・・Digital Audio Player

DIATONEハイレゾテクノロジー

ジッターの影響を徹底的に排除して
ハイレゾ音源の本来の魅力を鮮やかに描き出す

■ジッターレス同期型SRCテクノロジー

一般的に使用されている非同期SRCでは原理的にジッターの混入が避けられません。そこでSRCの入力クロックと出力クロックが異なる周波数であっても、共通の水晶発振器から作り出すことで同期型SRC構成を実現。さらにメモリーコレクターを併用することで、SRCを用いてサンプリングレートを変換しても、原理的にジッターや時間軸のずれの排除に成功。ハイレゾ音源やCD音源などのさまざまなサンプリング周波数の音源の高音質化に大きく貢献します。

  • *SRC・・・Sampling Rate Converter
■メモリーコレクター方式

デジタル信号を一度大容量のメモリーに記憶させ、DAC直近のクリーンなマスタークロックでメモリーからデータを取り出します。デジタル音源のデータを一切加工せず、正確なクロック間隔でデータを作り直して取り出すことで、音質へのジッターの影響を徹底的に除去します。

■ピュアデジタルアイソレーター方式

ピュアデジタルアイソレーターは、デジタル音声信号を図AのようにDACに入力する直前でマスタークロックと同期のとれたピュアな信号に変換。ピュアなマスタークロックと同期しているデジタル音声信号に修復し、音を濁すジッターやデジタルノイズを効果的に取り除きます。

  • ※音声出力につきましては44.1kHz/24bitにダウンサンプリングされて再生されます。
  • ※再生できるWAVファイル規格:サンプリング周波数[kHz]
    8/11.025/16/22.05/32/44.1/48/88.2/96/176.4/192、ビット数[bit] 8/16/24
  • ※再生できるFLACファイル規格:サンプリング周波数[kHz]
    8/11.025/12/16/22.05/24/32/44.1/48/88.2/96/128/176.4/192、ビット数[bit] 4~24

WAVファイル、FLACファイルともに
192kHz/24bitまで対応

ハイレゾ音源に幅広く対応

WAVファイルとFLACファイルは、192kHz/24bitまで対応しているので、より多くのハイレゾ音源を楽しめます。

  • *音声出力は、44.1kHz/24bitにダウンサンプリングされて再生します。

アキュレート伝送リクロックBuffer

正確な波形伝送を実現し、
すべてのデジタル音源を高音質再生

音を濁らせる原因となるジッターやデジタルノイズを大幅に低減するため、デジタル音声信号がDSPに入力する直前で、波形をDSPグランド基準で作り直し、正確な波形伝送を実現する「アキュレート伝送リクロックBuffer」を搭載。ハイレゾ音源や非圧縮音源、圧縮音源、Bluetooth®オーディオなどのすべてのデジタル音源が、より鮮度が高くクリアな音質で再生されます。

ピュアCD再生方式

CD再生時のノイズを防止

従来のCD再生時は、映像用DACが動作し、情報のない映像信号が送出されていました。ピュアCD再生設定は、CD再生時にDVD/CDメカの映像用DACを自動的に停止させることで、不要な映像信号がオーディオ信号に与えていたノイズの発生を防止します。これにより、従来に比べCD音源再生時の音質を大幅に向上させています。

特許技術
PremiDIA HD

圧縮で失われた音質を、CDレベルに補正して再生

MP3やWMAなどの圧縮音声ファイルは、デジタル録音の圧縮時に中高音域の情報が間引かれてしまい、音の厚みや奥行き感が損なわれます。この失われた中高音域の情報と劣化した低音域を効果的に補正することで、よりリアルさが増して奥行感も拡大し、オリジナル音源に近い高音質再生を実現します。

■周波数成分と音の方向感・距離感を回復

DVD5.1chサラウンド再生対応

迫力と臨場感に満ち、違和感のないサラウンド再生を実現

4chシステムや2chシステムでも、違和感のないDVD5.1chサラウンドソース再生を実現する「Standard Surround」と「DIATONE SURROUND」を搭載しました。
「DIATONE SURROUND」は、DVD5.1chサラウンドソースに効果を付加する機能で、フロント+リア4ch構成のシステムでは、「Standard Surround」の4chダウンミックス再生に対してDIATONEオリジナルの拡張技術を付加。フロント2ch構成のシステムでは疑似5.1ch再生で、360°全方位音場を実現します。どちらのシステムでも違和感がなく広大な音場を創出し、臨場感と迫力に満ちた再生を楽しめます。

外部パワーアンプ接続で、さらなる高音質システムへ。

ピュアサウンドシステム
拡張テクノロジー

プレミアムグレード外部出力アンプ

プロオーディオ用デバイスにより飛躍的な音質向上を実現

外部出力アンプ用の回路部に、レコーディングスタジオ機材用に開発された最先端の高音質・高性能半導体デバイスを採用。従来のデバイスに比べ同相ノイズ除去能力が約30倍も高く、DAC出力信号を伝送ノイズの影響を受けずに外部アンプの出力端子へと正確に伝え、外部アンプを接続するハイエンドシステムでの音質を大幅に向上しました。

PageTop