いまやクルマに欠かせないETCが「ETC2.0」に進化しました。これまでの高速料金の支払いだけではなく、渋滞回避支援や安全運転支援など、運転するあなたにとって価値ある情報をタイムリーに提供するサービス。さらに、今後はETC2.0限定の高速料金割引など、2016年度から順次導入予定です。ETC2.0は、あなたにとって快適なカーライフにつながる新しいサービスです。
ETC2.0ってなに?
いままでのETC機能はそのままに、最大1,000kmの広範囲渋滞情報から渋滞を回避してくれたり、事故情報はもちろん運転に注意が必要な天候も事前にキャッチ!さらに地震などの災害でも運転を誘導します。従来のETCより安心・便利・賢いそれがETC2.0です。
安心安全なドライブをサポート! しかもオトク!
様々な情報の提供で安心安全をサポート!
広域道路情報の提供
安全運転情報の提供
災害時情報の提供
圏央道の利用分は料金水準が約2割引
2016年4月から、首都圏の圏央道利用水準が約2割引でオトクに。
今後も便利なサービスが続々と予定されています。
高速道路を一時退出しても料金継続で再進入。
高速道路での事故、災害などや指定の「道の駅」へ立ち寄って高速道路を一時退出した場合でも、目的地までの高速道路料金は変わりません。
渋滞を避けたルートを選ぶと料金割引に
環状道路などで渋滞を避けたルートを走行すると利用料金が割引になることも。
駐車場での料金支払い可能
フェリーの乗船を簡素化
TOPIC
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物流業者様はさらにオトクに。
購入時に助成金が出るほか、大口・多頻度利用者を対象に一部の高速道路・一般有料道路が割引に。また、「特車ゴールド制度」によって許可申請時の簡素化など、物流業者様への負担を大幅に軽減できます。
ETC2.0製品ラインアップ
<カーナビ連動型>
EP-B018SX4
<カーナビ連動型(光VICS対応)>
EP-B016SRBW4(フロントガラス貼付型)
EP-B016SRBD4(ダッシュボード貼付型)
よくある質問
- ETC2.0ってなんですか?
- ドライブをもっと快適に変える、次世代ETCです。
ETC2.0は道路に設置されたアンテナ「ITSスポット」と高速・大容量、双方向通信を行う、路車協調サービス。これまでの料金収受はもちろん、渋滞回避や安全運転を支援する情報などをリアルタイムに提供します。
渋滞回避支援
広域な渋滞データを取得でき、近距離だけでなく遠方の情報をリアルタイムに提供。渋滞回避を支援します。
※カーナビ連動型のみ
安全運転支援
カーブの先の見えない渋滞や落下物など、事前に注意喚起することで、運転中のヒヤリとする危険な場面を減少させることで安全運転を支援します。
災害時の支援
災害発生と同時に災害発生状況と併せて、支援情報を提供。通行障害や構造物への影響を把握し、通行可能ルートなどをお知らせします。
- ETC2.0のサービスを受けるのに何が必要ですか?
- 新たにETC2.0車載器の取り付けとセットアップが必要です。
ETC2.0車載器の取り付けとセットアップが必要です。ETC2.0サービスは大容量データを活用するため、従来のETC車載器は利用できません。ETC2.0車載器には大きく分けて、「カーナビ連動型」と「カーナビレス発話型」の2タイプがあります。ETC2.0対応カーナビをお持ちでない方は取り付けだけの手軽さとコストの面から、「カーナビレス発話型」がオススメです。
カーナビ連動型
ETC2.0対応カーナビと連動させて使うETC2.0車載器。受信したさまざまな情報を接続したカーナビに音声と画像で再生・表示します。
- こんな人にオススメ
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- クルマの購入を考えている人
- すでにETC2.0対応カーナビを使っている人
- カーナビの買い替えを考えている人
など
カーナビレス発話型
GPSやスピーカーなどを搭載したETC2.0車載器。ETC2.0対応カーナビを必要としないので、取り付けるだけでETC2.0の音声サービスが受けられます。
- こんな人にオススメ
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- ETC2.0対応カーナビをお持ちでない人
- あまりコストをかけたくない人
- ETC車載器のみ買い替えたい人
など
- 商用車向けのETC2.0車載器は何が違いますか?
- 走行履歴を記録することで運行管理をサポートします(実施予定)。
走行履歴からの予測により、商用車の運行管理をサポートし、急ブレーキ情報などを入手することで、ドライバーの運転を管理します(実施予定)。また、特車通行許可の簡素化や運送の効率化ができる「特車ゴールド制度」にも対応しています。
- 「ASL-ID」って何ですか?
- 無線通信においてETC2.0車載器の個体識別をするためのID(12桁)で、特車ゴールド制度などの利用申請時に必要となります。
- 「特車ゴールド制度」って何ですか?
- 商用車向けのETC2.0車載器のみが受けられる優遇制度です。
大型特殊車両は事前に通行許可の申請が義務化され、渋滞や事故発生時などの迂回を考慮した複数経路の申請が一般的です。そのため、経路ごとに大量の申請が必要でした。特車ゴールド制度は、商用車向けのETC2.0車載器を装着することで、大型車誘導区間内での経路選択を許可する制度です。渋滞や事故・災害発生時の迂回はもちろん、許可申請時の自動手続きによる簡素化など、物流業者への負担を大幅に軽減できます。三菱電機では、特車ゴールド制度に対応した「EP-H224SG4」を発売しています。
- ETC2.0にすると、お得なことってありますか?
- ETC2.0限定の高速料金割引など、2016年度から順次導入が予定されています。
2016年度に国土交通省は高速道路の渋滞緩和を目的に、ETC2.0限定で新しい高速料金割引などを順次導入予定です。たとえば、ETC2.0から得た情報を活用して渋滞を回避するために一般道に降りた際などの料金の優遇制度や大都市圏における同一発着地の同一料金化など、新サービスを受けられます。
- DSRCを所有していますが、再セットアップをするとETC2.0になるのですか?
- 2015年7月1日以降にセットアップされたDSRC車載器であれば、そのままETC2.0のサービスを受けることができます。
それ以前にセットアップされた車載器の場合は再セットアップが必要となりますので、最寄りのセットアップ店へご依頼ください。
<注意>但し、EP-42M2、EP-736BIB、EP-737BIは「DSRC」と本体に印字されていますが、サービス対象外の製品です。