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ホットクロスバンズ
(イギリス・イースター)イースターは磔(はりつけ)にされたイエス・キリストの復活を祝う"復活祭"のこと。キリスト教圏ではクリスマスなどと並ぶ、もっとも重要な日です。今年、2021年のイースターは4月4日。移動祝日で早い年には3月22日、遅い年では4月25日となりますが、これはイースターが「春分の日の後、最初に満月が訪れた直後の日曜日」とされているためです。
そしてイースター直前の金曜日(聖金曜日=キリストの受難と死を記念する日)、イギリスの市民はホットクロスバンズを口にします。表面に十字のアイシングがかかっていて、レーズンなどを入れたもっちりした甘い味わいのパンは、断食と節制の期間である四旬節の終わりを告げる行事食でもあります。
イギリスにはホットクロスバンズにまつわるたくさんの民間伝承が残されています。例えば「台所に吊るせば火事を防ぎ、すべてのパンが完璧に仕上がる」という言い伝えも(もちろん台所に吊るすパンは毎年交換されます)。他にも航海に出れば難破を防ぎ、聖金曜日に焼いて出されたパンは1年間腐らないなんていう言い伝えも。
もっともホットクロスバンズは、古びた迷信のなかだけにあるのではありません。長く親しまれている“Hot Cross Buns”という童謡は、動画サイトでは1億以上の再生回数に。いかに暮らしのなかに定着しているかがうかがえます。
近年では、イギリスのスーパーマーケットには、様々な味わいのホットクロスバンズが並ぶようになったと言います。クランベリーとオレンジ、チョコレートとキャラメルなどの組み合わせはもはや定番。そこからアレンジされたブルーベリーとレモンピール入りや、ラム酒に漬けたドライフルーツ入りなど新しいレシピが生まれ続けています。
イースターのホットクロスバンズは、イギリスの暮らしのなかに息づき続けているのです。
今回は、三菱調理家電で作る
ホットクロスバンズのレシピを
ご紹介します。
材料(12個分・オーブンの角皿1枚分)
(A)
牛乳250ml
無塩バター50g
卵1個
(B)
強力粉400g
シナモン(パウダー)大さじ1/2
オールスパイス(パウダー)小さじ1
三温糖(上白糖でも可)50g
塩小さじ1/2
ドライイースト6g
(C)
レーズン80g
オレンジピール(刻み)20g
(D)
ハチミツ20g
水大さじ1
(E)
薄力粉35g
水大さじ2
打ち粉(強力粉)適量
作り方
①下ごしらえをする
(A)を鍋に入れて加熱し、バターが溶けたら加熱を止め、人肌くらいに冷ます。卵は割りほぐす。
②こねる
ボウルに(B)を入れて泡立て器でよく混ぜ合わせ、中央をくぼませる。そこへドライイースト、(A)と卵を加え、ゴムベラで混ぜ合わせる。
全体が混ざったら打ち粉をふった台にとり出し、表面が滑らかになるまで10分ほどこねる。
③一次発酵させる
生地をまるめ、ボウルに入れてラップをかけ、【オーブン】【予熱なし】【発酵】40℃で約2倍に膨らむまで50分ほど発酵させる。
④成型し、二次発酵させる
発酵した生地をこぶしで軽く押してガス抜きをし、台にとり出す。指先で押しながら広げて(C)を散らし、全体が混ざるようにこねる。
棒状に伸ばして12等分に分割し、表面が滑らかになるようにまるめる。オーブンシートを敷いた付属の角皿に1~2cmくらい間隔をあけて並べ、ぬれ布巾をかけて再び30分ほど発酵させる。
⑤シロップとクロス部分の生地を準備する
耐熱容器に(D)を入れ、【レンジ】【手動】600Wで40秒ほど加熱して混ぜ合わせ、シロップを作る。
ボウルに(E)を混ぜ合わせてクロス部分の生地を作り、絞り出し袋に入れる。
⑥焼く、仕上げる
【オーブン】【予熱あり】190℃でオーブンを温める。
パン生地にクロス部分の生地を十文字に絞り出す。
角皿を中段に入れ、【オーブン】【予熱なし】190℃で15分ほど焼く。
焼き上がったら表面にシロップを塗り、粗熱をとる。
※打ち粉を使いすぎると、仕上がりが硬くなりやすいので、控えめに。
※お好みでジャムやバターをつけてもおいしい。
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英国
1969年に駐在員事務所を設置以来50年以上、三菱電機は英国で事業を行ってまいりました。
現在、パッケージエアコン等を製造するMitsubishi Electric Air Conditioning Systems Europe. LTDをはじめ計4社を擁し、1,500名超の社員とともに、英国のみならず周辺諸国にも製品をお届けしています。
2021.04.01